2007年度工学院大学 第2部化学応用デザイン学科

JIS法(Japanese Industrial Standard Methods)[5654]

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2単位
新鍋 秀文 非常勤講師

最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
JIS(日本工業規格)は、鉱工業品の品質の改善、生産、使用、流通の合理化等を目的として約9500件が制定されています。JIS規格の作成方法とその制定状況、近年の趨勢として貿易の技術的障害の問題点、品質マネジメントシステム、環境マネジメントシステム等、国際標準(ISO)の動向なども学びます。
以下に具体的な達成目標を示します。
(1)工業標準化(JIS規格を作成すること)の意義・現状を理解し説明できること。
(2)デジュール標準とデファクト標準について理解し、説明できること。
(3)我が国の標準化の現状、JISマーク表示制度、試験事業者認定制度を理解し説明できること。
(4)「規格票の様式」で規格の作り方を勉強し、個別のJIS規格を読んで内容を理解出来るようになること。
(5)JIS規格は時代の要求に応じて作成・改定・廃止され、私達の生活に密接に関係していることを説明できること。
(6)国際標準(ISO)の現状と歴史を勉強し、ISO規格とJIS規格の関係について説明できること。

<授業計画>
1. JIS法講座の概要、日常生活とJISマーク、規格情報の入手方法等について紹介します。
2. 「ねじ」の標準化の歴史について学びます。
3. 標準化の起源とそのあゆみについて学びます。
4. デジュール標準(公的標準)とデファクト標準(事実上の標準)について学びます。
5. 規格の作成手順、工業標準化の意義、JISマーク表示制度等について学びます。
6. ISOの現状と歴史、ISOの組織と機能、ISO規格を制定・発行する仕組みについて学びます。
7. 国際標準化活動とその必要性、TBT協定等について学びます。
8. JIS規格の規定内容を理解できる様に規格票の様式(JIS Z 8301)について学びます。
9. JIS規格で用いる用字、用語及び記述記号について学びます。
10. 工業標準化法について学びます。
11. 新素材の標準化、炭素繊維強化プラスチックの試験方法について紹介します。
12. JISにはどの様な規格(基本・方法・製品・システム規格)が制定されているか紹介します。
13. 化学分野でのJIS規格・ISO規格、統計手法、計量単位、トレーサビリティ、標準物質、品質・環境マネジメントシステム規格、省資源・省エネルギー・リサイクル関係規格、製造物責任等を紹介します。

<成績評価方法及び水準>
レポート提出(4回程度)の結果で成績評価、60点以上のものに単位を認めます。

<教科書>
JIS法

<オフィスアワー>
授業開始前・終了後、兼任講師室で

<学生へのメッセージ>
工業製品の多くは、JIS規格として制定されているものが多くあります。
JIS規格に書かれている事を正確に把握するためには、規格がどの様な約束で作成されているかを理解することが必要です。

 

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