2007年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

分子生物学(Molecular Biology)[2275]

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2単位
川喜田正夫 非常勤講師  
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最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
生命の営みを細胞やその中にある分子のレベルまで掘り下げていくと、細菌からヒトに至るまで、その働きや内部のしくみには驚くほどの類似性がある。そのような目で生命をとらえ、生命を成り立たせるための情報を保持する「遺伝子」の働きとその制御をキーワードにして生物を理解してみよう。そして、生物の遺伝子を取り出してそれに手を加え、再び生体内に戻して働かせる技術を手にすることによって、どのようなことが可能になったか、どのような可能性が見えてきたか、だがその一面、そのような技術と人間の関わりにおいてどのような問題が提示されてきているか、ということについて考えてみよう。
達成目標:1) 細胞の構成成分や細胞内反応の多くがすべての生物に共通していることを理解する。2) 遺伝子の役割の二面性(種の持続と、個体の機能の発現)を理解する。3) 細胞のがん化が遺伝子制御機構の失調によるものであることを理解する。4) 遺伝子工学の基礎と概念について理解する。5) ゲノム解析の概要について理解する。

<授業計画>
以下の項目にしたがって講義するが、都合により一部変更、省略することがある。
1.生物界をつらぬく原理:細胞と、生命の生化学的統一性
2.遺伝子の働き(1):子は親に似る −− 遺伝子の本体
3.遺伝子の働き(2):たんぱく質はどのようにしてできるのか
4.たんぱく質・酵素:細胞の働きを担うもの
5.遺伝子の働きの制御:臓器や組織のちがいを生み出すもの
6.がんと遺伝子(1):実験的がん研究と細胞のがん化
7.がんと遺伝子(2):がん遺伝子、がん抑制遺伝子と細胞増殖制御
8.遺伝子工学の基礎
9.遺伝子工学による物質生産
10.遺伝子工学による生物改変とその問題点
11.ゲノム構造の解明とその意味
12.遺伝子診断およびオーダーメード医療とその問題点
13.まとめ

<成績評価方法及び水準>
定期試験で最終成績を評価、60点以上のものに単位を認める。試験の際には自筆ノート、および配付資料の持ち込み可

<教科書>
使用しない

<参考書>
授業中に随時紹介する

<オフィスアワー>
常駐場所が八王子校舎になるので、新宿校舎で面談希望の場合は、あらかじめE-mailまたは電話で予約することが望ましい。
E-mail: bt13004@ns.kogakuin.ac.jp; 内線番号:7730

 

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