2007年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
情報数学演習II(Exercises in Information Mathematics II)[2342]
1単位 小野 諭 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- ・コンピュータでデジタル情報を扱う際の基盤となる「離散数学」の基礎について演習を行う。
・本講義は情報デザイン学科向けであり、同名のコンピュータ科学科向けのものより広い範囲を扱う。 ・扱う分野としては、 離散的構造の基礎、命題論理と論理代数、グラフとネットワーク などで、「数学的証明」の方法についても、基礎から扱う。 ・理解を優先するので、扱う内容は適宜、増減がある。
- <授業計画>
- 下記の題材に関する演習。
I. 離散的構造の基礎 ・集合の基礎 ・集合に関する演算と性質 ・集合の包含関係と論証 ・関係と関数 ・集合の包含関係に基づく証明 ・帰納法に基づく証明
II.命題論理と論理代数 ・論理と証明の基礎 ・命題論理と推論の代数的側面 ・論理代数の定理証明方法 ・論理関数の最適化 ・不完全規定の論理関数への拡張 ・論理代数の論証への応用
III.グラフとネットワーク ・グラフの基礎概念 ・部分グラフとグラフの変形操作 ・ 道と閉路、木 ・グラフのアルゴリズム 最小木問題、最短路問題、最大フロー問題
- <成績評価方法及び水準>
- ・試験を実施する。試験は、情報数学II (履修C 2137)と共通。ただし、採点基準は異なる。
・毎回、演習答案提出により出席をとる。出席率2/3 を下回ると単位取得できない。
- <教科書>
- 各演習開始時に、課題プリントを配布する。
- <参考書>
- 離散数学に関する優れた教科書が数多く出版されているので、各自、自分のレベルと好みに合わせて選択・購入・参照されたい。
- <オフィスアワー>
- 金曜日午後3時
- <学生へのメッセージ>
- 数学を毛嫌いせず、積極的に取り組んでみよう。論理的に考える、という、情報を扱う上でもっとも基礎的な力がつきます。
- <備考>
- ・本演習を受けるものは、原則として、情報数学II (履修C 2137) も受けること。
(片方のみの場合は、事前に申し出て許可をとること。) ・登録者が100名を越す場合は、受講者は原則として、情報デザイン学科学生に限定する。
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