2007年度工学院大学 第1部建築学科 環境建築コース

ファシリティマネジメント(Facility Management)[4B76]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
小林 寛 非常勤講師

最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
ファシリティマネジメント(FM)は、企業や団体などが利用する施設とその環境(ファシリティ)を総合的に企画し、管理し、活用する経営活動である。本講義は経営戦略的な視点に立ってFMを理論と実践の両面から体系的に理解・習得することを目的とする。併せて不動産、経理・財務・管理会計(内部統制との関係)、ITなどとの関係についても理解する。

<授業計画>
0.ガイダンス(講義の進め方など)
1.FMとは、FMの歴史
2.経営環境とFM
3.知識社会とFM
4.FMの体系と統括マネジメント
5.FMの戦略と中長期実行計画
6.FMのプロジェクト管理
7.FMの運営維持
8.FMの評価手法
9.FMの導入方法
10.FMに関する法規など
11.まとめ

<成績評価方法及び水準>
1.試験
出題のテーマに基づき中間レポート(講義7回目の後)および期末レポート(講義まとめの後)により採点する。評価は中間レポートと期末レポートの点数を40:60の比重で配点評価し、合計評点が60点以上をレポートの合格点とする。良いレポートとは、テーマに対する解答に加え独自の考えが述べられているものをいう。
2.出席
授業には、9回以上の出席を単位取得の必要条件とする。
3.上記試験(レポート)と出席状況を総合評価し、総合評点が60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
本講義用に作成した教材およびスライドによる。

<参考書>
「実践ファシリティマネジメント」小林寛著(日刊工業新聞社)
「総解説ファシリティマネジメント」小林寛共著、FM推進連絡協議会編(日本経済新聞社)

<オフィスアワー>
講義時間以外は学内にいないため、連絡が必要な場合は講師のE-mailに、あるいは教務課に伝言されたい。

<学生へのメッセージ>
日本はバブル崩壊から17年目を迎えて景気の回復が本格化した。しかし、グローバルな競合はますます激しさを増している。この競合社会への急激な変革は、建物に関して言えば、建設中心の考え方から、ライフサイクル(建物の生涯)の視点で現在ある建物を最適に管理・活用する考え方へ方向を大きく変化させた。まさにFMが求められる時代となった。国土交通省も2006年度国の施設5,200万平方メートルにFMを導入し、マネジメントすることを決めた。FMは、企業はもとより国や自治体などあらゆる組織で本格的に活用される時代となった。

<備考>
講義時間を利用して一回は本校(新宿校)の施設管理状況を現地見学する。本授業の受講生は必ず出席すること。

<参考ホームページアドレス>
http://www.jfma.or.jp

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2007 Kogakuin University. All Rights Reserved.