2007年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

数学II(Mathematics II)[3328]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
竹内 慎吾 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
工学の対象は、巨視的には有限個、微視的にはほとんど無限個のモノの集まりと言えます。「有限」に関する数学が線形代数学、「無限」に関する数学が微分積分学です。この二つを基礎とし数学の諸分野が発展し、それらが工学に応用されています。

この講義では「無限」に関する数学である微分積分学を学びます。無限で実現される「極限」を実行するための手段を習得することが目標です。具体的には、極限という操作によって得られる微分法と積分法を学びます。モノの状態は関数で記述することができます。モノの状態の変化を調べる際、その関数に対する微分法、積分法が有効です。

<授業計画>
多変数、主に2変数の関数の微分・積分について講義します。

(前期、数学Iに引き続き)
第1回 多変数の関数と偏微分(各軸方向への微分が大切)
第2回 全微分と接平面(関数を1次関数で近似)
第3回 合成関数の微分(公式を作っておく)
第4回 テイラーの定理(関数をn次関数で近似)
第5回 極値の判定(n次関数で近似すれば概形がわかる)
第6回 2重積分(「体積」の定義とその計算)
第7回 累次積分による計算(体積は面積の積分)
第8回 変数変換1(置換積分)
第9回 変数変換2(極座標変換)
第10回 3重積分(意味と累次積分による計算)
第11回 変数変換3(円柱座標変換、極座標変換)
第12回 演習
第13回 演習
第14回 試験

<成績評価方法及び水準>
試験で100点満点中60点以上であれば合格とします。また50点以上59点以下であっても、自由提出課題(自習シート)への取り組みを評価して合格とすることがあります。試験の内容は授業で扱った問題(8割)と実力を試す応用問題(2割)からなる予定です。

<教科書>
特には指定しません。

<参考書>
毎回授業で使用するわけではないが、購入することが望ましい参考書
・和達三樹「微分積分」理工系の数学入門コース 岩波書店
希望者のみ購入すればよい参考書
・石村園子「やさしく学べる微分積分」共立出版(基礎)
・青木・樋口・吉原・寺田「改訂・演習微分積分学」培風館(演習)

<オフィスアワー>
ホームページの「スケジュール」を参照。

<学生へのメッセージ>
人間が考えたことなので、あなたにも理解できるはずです。

<備考>
この科目に関する詳細はホームページに掲載します。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft13048/

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2007 Kogakuin University. All Rights Reserved.