2007年度工学院大学 第1部電気工学科
制御機器(Control Components)[2B18]
2単位 竹本 正勝 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 制御工学の応用をするに当たって必要な要素について学ぶ。近年メカトロニクスの発展に伴い、電気的信号を機械的運動に変換する機器・要素(アクチュエータ)がコンピュータによって制御されるようになってきた。この各種アクチュエータとそれを制御する方法についての理解を深めることをねらいとする。
達成目標としては、各種アクチュエータの特長を理解し、どの場面でどれを使うべきかが判断できることを目標とする。
- <授業計画>
- 1.イントロダクション
授業のねらい、アクチュエータの位置づけ、等について説明する 2.サーボシステムとその制御(1) サーボシステムの基本構成および動特性について説明する 3.サーボシステムとその制御(2) アナログサ−ボとディジタルサーボの違い、サーボコントローラおよびセンサについて説明する 4.サーボシステムとその制御(3) マイクロコンピュータを使用したサーボシステムについて説明する 5.アクチュエータ概論 アクチュエータの基本的分類とその基本的作動原理およびその特徴と性能について説明する 6.電動アクチュエータ(1) 微少駆動用電動アクチュエータおよび直流サーボモータについて説明する 7.電動アクチュエータ(2) 交流サーボモータおよびステッピングモータについて説明する 8.油圧アクチュエータ(1) 油圧システムの基本構成及び油圧シリンダについて説明する 9.油圧アクチュエータ(2) 油圧モータおよび揺動型油圧アクチュエータについて説明する 10.油圧アクチュエータ(3) 油圧制御弁及び油圧サーボシステムについて説明する 11.空気圧アクチュエータ(1) 空気圧アクチュエータの基本構成およびその特性について説明する 12.空気圧アクチュエータ(2) 空気圧制御弁および空気圧サーボシステムについて説明する 13.ニューアクチュエータ 各種のニューアクチュエータについて説明する 14.定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 授業で取り扱った全分野における基礎的な問題によって、自動制御を行う場合の各種のアクチュエータについての基礎知識及びその理解度を見る。
期末テストの結果及び授業への参加状況(宿題、レポート等)を総合して行うが、期末テストの成績を重視する。原則として期末テストの結果が60点以上を合格ラインとする。
- <教科書>
- 武藤 高義著 「アクチュエータの駆動と制御」(増補) コロナ社
- <参考書>
- 三浦 宏文 監修 「ハンディブック メカトロニクス」 オーム社
(社)実践教育訓練研究協会 「機械の制御」 工業調査会
- <オフィスアワー>
- 新宿校舎では火曜日,13:00〜16:00頃 ただし、これ以外にも都合の良い時もあるので、e-mail等で予約して、相談して欲しい。
- <学生へのメッセージ>
- 制御工学は、工学部のほとんどの学科で授業科目として取り上げられており、工学を目指すものが修得すべき基礎科目の一つであるが、理論だけでなく実践に役に立つ技術にするには制御対象の特性等実際のものについての知識が必要である。
授業を通じて、他の授業で学んだ知識を活用して考えることを学んで欲しい。
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