2007年度工学院大学 第1部応用化学科
コンピューター化学(Computer Chemistry)[1B09]
2単位 岡田 勲 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- ITの進歩で、化学においても、コンピューターは必須の道具となってきた。中でも、材料設計などに役立つ分子動力学法(MD)などのシミュレーションは、今後、ますます発展が期待される。MDに限らず、一般の計算プログラムを作成したり、理解する上で、計算言語の会得は必要である。まず、現在、代表的な言語であるC++の初歩を会得し、それを、用いたMDやモンテカルロ法(MC)について、その初歩を学習する。
- <授業計画>
- 第1週:(1)授業計画の説明、(2)各自のコンピューター上にコンパイルするC++ソースプログラムの説明、(3)教科書第1章「はじめての1歩」、(4)第1回レポート課題の出題。
第2週:教科書(以下略)第2章「C++の基本」。 第3週:第3章「変数」。 第4週:(1)第4章「式と演算子」、(2)乱数。 第5週:(1)第5章「場合に応じた処理」、(2)モンテカルロ法(乱数の応用)としてのビンゴの実施。 第6週:(1)第6章「何度も繰り返す」、(2)第1回試験。 第7週:(1)第16章「ファイルの入出力」。 第8週:(1)第7章「関数」、(2)材料設計を視野に入れた分子動力学シミュレーション(MD)の概要。 第9週:(1)第9章「配列」、(2)分子間ポテンシャルと力、(3)第2回レポート課題の出題。 第10週:(1)第2回試験、(2)MDによる構造の求め方。 第11週:(1)第8章「ポインタ」、(2)MDによる熱力学量の求め方。 第12週:(1)MDによる動的性質の求め方、(2)補足事項の説明。 第13週:第3回試験。
- <成績評価方法及び水準>
- 2回のレポート(それぞれ、10点, 15点満点)、3回の試験(それぞれ、20点, 25点, 30点満点)の合計が60点以上を合格とする。当然のことながら、レポートは各自が独自で作成し、友人などのものを写すことは、禁ずる。試験では、教科書、ノート類の持込を可とする。
- <教科書>
- 高橋 麻奈 著、「やさしいC++」、ソフトバンク パブリッシング
- <オフィスアワー>
- 非常勤講師なので、特にオフィスはない。授業の後に、教室で、質問などに応じる。また、メールにより、要望・質問等を常時受けたい。
- <学生へのメッセージ>
- 計算言語は、大多数の皆さんにとって、新しい概念学習の教科であり、一応の習得にも個人的な努力が特に望まれる。インターネットを通じての勉学も活用し、随時お送りするメール(レポート課題の説明、試験の講評や、授業の補足事項を伝える)での連絡も見逃さず見てもらいたい。どの授業でも、基本的なことであるが、モラルを守って真面目に勉学に励んでいただきたい。具体的には、授業中、他人の邪魔になるような私語を慎み、レポートでは他人のものを写すことは謹んでもらいたい。一部の人の私語は、他の学生諸君にも大変迷惑であり取り締まってもらいたいとの要望がアンケート結果にある。
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