2007年度工学院大学 第1部国際基礎工学科

技術者の倫理(Engineer's Ethics)[3C23]

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2単位
矢崎 敬人 講師  
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疋田 光孝 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
初田 俊雄 非常勤講師

最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本科目では、将来技術者として仕事をしていく上で必要となる倫理的な課題の把握と対処法等を講義と事例研究により取り上げる。技術をもって社会貢献する場合に、技術が社会や自然環境に対してどのような影響を及ぼすかを常に考える倫理観を養う。事例研究等により、倫理的な課題の認識とその解決策に関して自ら考察し、提案する能力を養う。

(JABEE学習・教育目標)
「国際工学プログラム」
(B)技術者倫理の習得:◎ (A)多面的な視点から考える能力:○
JABEE1の(1)の知識・能力:(b):◎(a)(g)(h):○

<授業計画>
1.技術者と倫理
・ガイダンス
・なぜ技術者倫理を学ぶのか:技術者に倫理が要求
される理由、技術者が倫理を学ぶメリット。
・倫理とは何か:社会的規範・法律等との関係、社会
状況により異なること、ジレンマの発生など。
・技術者の倫理とは何か:技術者が直面する場面と
責務、技術者が重視すべき価値、倫理綱領との関連、
想像力と長期的視野、技術が可能にする行為の拡大と
倫理、技術者が負う責任をどう捉えるか。
・事例に関するグループ討論、レポートなど。

2.如何に考え、如何に行動するか。
・自他の権利の尊重:知的財産と先取権。
・倫理的思考:行為の正当化、功利主義(最大幸福)、
正義論など。普遍性、自立、行為の価値、行為者の価値。
・ジレンマ問題の解決法:工学倫理における実用的スキ
ル、線引き法、創造的第3の解決法等。
・事例に関するグループ討論、レポートなど。

3.組織、社会において技術者が直面する倫理的課題。
・企業における技術者倫理:企業倫理と技術者倫理、製
造物責任、内部告発、営業秘密。
・公共社会における技術者:技術とリスク、安全、環境、
資源。
・国際社会における技術者倫理:技術者倫理の国際状況、
ビジネス、価値体系、異文化。
・事例に関するグループ討論、レポートなど。

<成績評価方法及び水準>
各担当教員が、授業中適宜レポートを課す。深く考察し、自分の考え方に基づいているレポートを提出してもらいたい。全レポートの平均点が60%以上であれば合格とする。試験は行わない。

<教科書>
なし。

<参考書>
林・宮澤・小野他(2006)『技術者の倫理』コロナ社。

<オフィスアワー>
[前期](八王子講師室)火曜日1時限の前後、金曜日2時限の前後。(新宿1164号室)水曜日3時限(ただし4月11日、18日、25日、5月2日を除く)、4時限。

上記日時以外でもメール(yasaki@cc.kogakuin.ac.jp)で予約の上で面談可。

<学生へのメッセージ>
授業、事例研究等を介して、技術者の意思決定には倫理的な側面を考慮する必要がある点、広く問題意識を持ち常に自分で考えることの重要性を理解していただきたい。

 

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