2007年度工学院大学 第1部国際基礎工学科

創造工学I(Engineering of Creation I)[3A05]

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2単位
畑村洋太郎 特別専任教授  
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最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
新しい技術を生み出す“創造”を具体化するには,解決したい課題を設定し,制約条件を明確にし,課題解決を行い,実現する.これら一連の思考決定過程を思考展開図で表出すると,考えを作り上げる作業が的確になる.新しい技術を生み出す“創造”を具体化するには,解決したい課題を設定し,制約条件を明確にし,課題解決を行い,実現する.これら一連の思考決定過程を思考展開図で表出すると,考えを作り上げる作業が的確になる.そして課題を実現するときに最も大切なことは模型などの実物を作り,その考えを具体化することである.創造工学1ではまず課題解決として実現したい設計内容,考えを作り上げることを学び,それをもとに創造工学2で模型を作成し,発表する.本年度は具体的な課題を,2006年の港区のエレベータ事故のような事故を減らす目的で “危くないエレベータ”とする.なお,課題解決には,センサ等制御システムを用いずに,メカニカルで停止する本質安全な緊急停止ドアを目指す.

<授業計画>
<授業計画>
[講義]
 技術の創造と設計
 (1)技術の獲得
 (2)設計手順と設計者の頭の中
 (3)創造設計原理
 (4)設計能力を高める
 (5)考えをつくる

[課題試行]
 A.危くないエレベータの想起
 B.危くないエレベータの設計

<成績評価方法及び水準>
随時授業で提出するレポート及び試作品により採点する.試験は行わない.

<教科書>
(1) 畑村洋太郎著:技術の創造と設計(岩波書店,2006)

<参考書>
(1) 畑村洋太郎編著:実際の設計――機械設計の考え方と方法(日刊工業新聞社,1988)
(2) 畑村洋太郎編,実際の設計研究会著:続・実際の設計――機械設計に必要な知識とデ
ータ(日刊工業新聞社,1992)
(3) 畑村洋太郎編,実際の設計研究会著:実際の設計第4巻――こうして決めた(日刊工
業新聞社,2002)
(4) 畑村洋太郎編,実際の設計研究会著:実際の設計第5巻――こう企画した(日刊工業 
新聞社,2004)
(5) 畑村洋太郎編,実際の設計研究会著:実際の設計第6巻――技術を伝える(日刊工業 
新聞社,2006)
(6) 実際の設計研究会監修,Victor R.Fey・Eugene I.Rivin・畑村洋太郎著,実際の設計
研究会編著:TRIZ入門――思考の法則性を使ったモノづくりの考え方(日刊工業新聞
社,1997)
(7) 中尾政之・畑村洋太郎・服部和隆:設計のナレッジマネジメント――創造設計原理と
TRIZ(日刊工業新聞社,1999)
(8) N.P.スー(畑村洋太郎監訳):設計の原理――創造的機械設計論(朝倉書店,1992)
(9) 畑村洋太郎編,実際の設計研究会著:続々・実際の設計――失敗に学ぶ(日刊工業新
聞社,1996)
(10) 畑村洋太郎:失敗学のすすめ(講談社,2000)
(11) 畑村洋太郎:失敗に学ぶものづくり(講談社,2003)
(12) 畑村洋太郎:創造学のすすめ(講談社,2003)
(13) 畑村洋太郎:直観でわかる数学(岩波書店,2004)
(14) 畑村洋太郎:畑村式「わかる」技術(講談社現代新書,2005年)
(15) 畑村洋太郎:続・直観でわかる数学(岩波書店,2005)
(16) 畑村洋太郎:数に強くなる(岩波書店,2006)

<オフィスアワー>
授業の前後に研究室で

<学生へのメッセージ>
ゼロからものを作ると楽しいぞ.

<参考ホームページアドレス>
畑村創造工学研究所 http://www.sozogaku.com/,非営利活動法人失敗学会 http://www.shippai.org/,実際の設計研究会http://jissai.sakura.ne.jp/

 

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