2007年度工学院大学 第1部機械システム工学科

芸術学各論(Particular Subject of Art Studies)[1B04]

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2単位
吉田 司雄 教授  
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最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 本年度は「芸術と植民地主義」というテーマで講義を行う。1492年のコロンブスの「新世界」発見後の西洋芸術で非ヨーロッパ社会の「他者」がいかに表象されてきたかに着目し、かつそれが決して日本にとっても無関係な問題ではないことに注意を向けたい。絵画や映画をただ楽しむのではなく、その背後にある政治的社会的な無意識の部分を読み解いてゆく。それゆえ目標は知識を単に増やすことではなく、自らの思考と表現を導き出すための批評力を身につけることとなる。

<授業計画>
 1 授業ガイダンス−怪物たちのいる異世界
 2 コロンブスの発見した「新世界」
 3 「ポカホンタス」とカニバリズム
 4 「ターザン」における人種とジェンダー
 5 「キングコング」(1)
 6 「キングコング」(2)
 7 H・G・ウェルズ「宇宙戦争」
 8 オリエンタリズム・ジャポニズムの流行
 9 「蝶々夫人」から「SAYURI」まで
10 「マイ・フェア・レディ」とピグマリオン神話
11 李香蘭による映画史
12 「他者」はいかに表象されてきたか(1)
13 「他者」はいかに表象されてきたか(2)

<成績評価方法及び水準>
 授業にきちんと出席することが成績評価の前提。学期末にレポート提出を求めるほか、平常点を含めて総合的に評価し、60点以上の者に単位を認める。レポートの比重は約6割。ただし、レポートを試験に変更する場合もある。また、平常点や(場合によっては)授業中の抜き打ちテストの点数が一定の水準に達していない者は、レポートまたは試験の答案を採点対象としない。 抜き打ちテストを行った場合の点数は、レポートまたは試験の点数に加算する。

<教科書>
 特に使用しない。

<参考書>
 教場で随時紹介する。

<オフィスアワー>
 新宿校舎2772研究室 月12:30〜13:00
 それ以外は教員に直接たずねること。

<学生へのメッセージ>
 第一回目の授業時に成績評価方法等、具体的に説明するので必ず出席すること。なお、授業で取り上げる作品については一部変更もありうる。

 

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