2007年度工学院大学 第1部機械システム工学科
○線形代数学I(Linear Algebra I)[5156]
2単位 若狭 徹 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 例えば
「100個の変数からなる連立1次方程式をどのように解くか」など 多変数からなる量を考えるための土台となるのが線形代数学です。 線形代数学Iではその代数的な側面、特に 行列の扱い方、一般的な連立1次方程式の解法、行列式の概念とその計算方法 などについて講義を行います。 高等学校で数学C(行列)を履修していない学生についても十分に配慮する予定です。
[達成目標] 1.行列の計算法の修得。 2.行列の計算に関する重要な性質を理解すること。 3.一般的な連立1次方程式の解法の修得。 4.連立1次方程式のやその解の構造について理解すること。 5.行列式の計算法の修得。
- <授業計画>
- 第1週 Introduction, 行列の定義と和・差・スカラー倍
第2週 行列の積の計算 第3週 行列の分割、逆行列とその性質 第4週 連立1次方程式の行基本変形 第5週 拡大係数行列と前進消去・後退代入 第6週 行列の階数、連立方程式の可解性と解の一意性 第7週 行列・連立1次方程式に関する総合演習 第8週 2次と3次の行列式 第9週 置換、一般の行列式の定義 第10週 行列式の基本性質 第11週 行列式の余因子展開 第12週 クラメルの公式と逆行列の公式 第13週 行列式に関する総合演習 第14週 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験を100点満点で採点し、その得点が60点以上のものを合格とします。
ただし試験の得点が50点以上59点以下の場合には、 講義への出席状況が3/4以上である学生に限り再試験の資格を与え、 その得点が60点以上であれば合格とします(このときの評価は一律60点とします)。
- <教科書>
- 基本 線形代数, 坂田・曽布川 共著 (サイエンス社)
- <参考書>
- キーポイント 線形代数, 薩摩・四ツ谷 共著 (岩波書店)
単位が取れる線形代数ノート, 斉藤 著 (講談社)
- <オフィスアワー>
- 金曜日の昼休みから3限終了までの時間(八王子校舎・1階講師室)。
- <学生へのメッセージ>
- 講義主体の授業ですが、なるべく演習の時間を取れるように配慮します。
積極的に手を動かすことを心がけてください。
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