2007年度工学院大学 第1部機械システム工学科
線形代数学II(Linear Algebra II)[5155]
2単位 若狭 徹 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 例えば
「100個の変数からなる連立1次方程式をどのように解くか」など 多変数からなる量を考えるための土台となるのが線形代数学です。 線形代数学IIでは前期の講義にて修得した行列や行列式などに対する図形的な 意味付けを中心に講義を行います。具体的には ベクトルとベクトル空間、線形独立・基底の概念、線形変換と行列の対角化 などについて講義を行います。 高等学校で数学C(行列)を履修していない学生についても十分に配慮する予定です。
[達成目標] 1.ベクトルとその演算に関する図形的な意味付けの理解。 2.ベクトル空間、線形独立・基底などの概念の理解とその計算。 3.線形写像とその行列の関係の理解 4.固有値・固有ベクトルの計算法の修得 5.行列の対角化の計算法の修得とその応用の理解。
- <授業計画>
- 第1週 Introduction, 平面ベクトルと空間ベクトル
第2週 ベクトル空間と部分空間 第3週 線形独立・線形従属 第4週 ベクトル空間の基底と次元 第5週 正規直交基底 第6週 ベクトル空間に関する総合演習 第7週 線形写像と線形変換 第8週 線形写像と表現行列 第9週 線形写像の像と核 第10週 固有値と固有ベクトル 第11週 行列の対角化 第12週 対角化の応用 第13週 線形写像と行列の対角化に関する総合演習 第14週 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験を100点満点で採点し、その得点が60点以上のものを合格とします。
ただし試験の得点が50点以上59点以下の場合、 講義への出席状況が3/4以上である学生に限り再試験の資格を与え、 その得点が60点以上であれば合格とします(このときの評価は一律60点とします)。
- <教科書>
- 基本 線形代数 (坂田・曽布川 共著, サイエンス社)
- <参考書>
- キーポイント 線形代数 (薩摩・四ツ谷 共著, 岩波書店)
単位が取れる線形代数ノート (斉藤 著, 講談社)
- <オフィスアワー>
- 金曜日の昼休みから3限終了までの時間。
- <学生へのメッセージ>
- 講義主体の授業ですが、なるべく演習の時間を取れるように配慮します。
積極的に手を動かすことを心がけてください。
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