2007年度工学院大学 第1部機械工学科 エコエネルギーコース

バイオメカニクス(Biomechanics)[4B02]

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2単位
藤江 裕道 教授  
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最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
バイオメカニクスは生体組織の精巧さ,巧妙さを工学的観点から明らかにし,かつ得られた結果を医学や工学に応用するための,比較的新しい研究・学問分野である.本講義では,生体の構造や機能を説明し,それらに関する実験や解析の結果が診断,手術などの治療,リハビリテーション等の医学領域にどのように生かされているかについて解説する.また,医療診断のための計測機器の概要についても解説する.さらに,生体器官の代替物である人工臓器として人工関節と義足を取り上げて詳細に解説する.具体的な目標は以下のとおりである.
(1) 生体組織の構造と力学機能について理解を深める.
(2) 生体関節と人工関節のトライボロジーについて理解を深める.
(3) 筋骨格系および義足における機構の力学,静力学,および動力学について理解する.
(4) 生体計測の方法について理解を深める.
(5) 医療/福祉/バイオ機器について理解を深める.
(6) 応用数学の基礎として統計学的検定方法について学ぶ.
(JABEE学習・教育目標)
「国際工学プログラム」:(C)基礎工学・専門工学知識の習得:◎
JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)の(1):◎

(前提となる基礎知識と習得後の展開)
本科目を習得する前に,材料関連科目,機械力学,トライボロジー等に関する科目を修得しておくことが望ましい.本科目で得られた知識は,ロボット工学や環境工学関係の講義等の修得に役立つ.

<授業計画>
1. バイオメカニクスの歴史と基礎について
2. バイオデータの統計学的検定について
3. 生体組織,器官等の構造と機能1
4. 生体組織,器官等の構造と機能2
5. 生体関節のトライボロジー1
6. 生体関節のトライボロジー2
7. 人工関節1
8. 人工関節2
9. 人工靭帯
10. 人工臓器
11. 人工臓器2
12. 歩行解析と義足1
13. 歩行解析と義足2

<成績評価方法及び水準>
成績評価は期末試験の結果(80%)を中心に,演習(20%)を加味して行い,総合点で60点以上を合格とする.

<教科書>
プリントを配布する。

<参考書>
生体機械工学(日本機械学会編)

<オフィスアワー>
水曜日13:30-15:00(8-305)

<学生へのメッセージ>
これからの工学を拓き,医学にも貢献するバイオメカニクスへようこそ.講義中に人工関節を供覧するなど,知識だけでなく“もの”を見,触ってもらい,なにが問題なのかを肌で感じ取ってもらうよう心がける.

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwa1028/

 

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