△技術教育の研究Ａ（Study of Industrial Arts A）[9231]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

　技術の教育はものを介して人と人との関係をより深く理解し、人格の形成に大きく関わっている。この授業では、中学校における技術科教育を中心に、その教育目的、到達目標、学力、教材づくりの論理などの基礎的なことがらを身につけてもらいたいと考えている。あわせて、授業実践例の検討も行い、技術科教育の授業に対するイメージをもてるようにしたい。

＜授業計画＞

オリエンテーション
道具か機械か（上）−技術の定義(1)−
道具か機械か（下）−技術の定義(2)−
技術って何？−技術の定義(3)−
技術と労働−技術の定義(4)−
技術教育の方法
技術科の授業論・学力論−普通教育としての技術教育−
技術科の教材論
技術教育とコンピュータ
技術教育と環境問題
教育における評価の基礎理論
技術科の授業設計

＜成績評価方法及び水準＞

　授業中に一人１回は教科書の実践例等について報告してもらう予定であり、それと試験（年１回の予定）とを総合的に評価し、60点以上の者に単位を認める。ただし、出席状況を考慮する。

＜教科書＞

河野義顕・大谷良光・田中喜美『技術科の授業を創る―学力への挑戦―』学文社

＜参考書＞

適宜指定する。

＜オフィスアワー＞

授業の前後に教室または講師室にて。そのほかはメールで約束の上、対応します。
odaka@cc.kogakuin.ac.jp

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