2006年度工学院大学 教職課程科目

理科教育の研究(Study of Science Education)[9176]

[試験情報を見る]

4単位
犬丸 章門 非常勤講師

最終更新日 : 2006/05/30

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 理科学習の目標とするところはなにか。国民の基礎的な科学的素養とはどのようなことか。学校教育において理科学習の必要な理由とはどのようなことか、理科教育の基礎となる理念について考察し、理科教育担当者としての基礎を修得する。

<授業計画>
1〜6回:中央教育審議会答申のまとめた科学的素養についての考え方、このまとめを基礎として学校の     教育の教育課程の基礎を定めた学習指導要領などについて理解を深める。
7〜12回:学習指導要領に基づいて学校の1年間の教育課程をいかに編成するか、理科の年間指導計画     編成を主として教育課程を考える。
13〜18回:理科の学習指導の成果を判定する評価のありかたについて、具体的方法について考える。
19〜24回:授業実践の具体的計画となる「指導計画」の在り方について考察し、望ましい学習指導の     追究を目指す指導計画案を作成してみる。

<成績評価方法及び水準>
原則として開講時当初にレポートの課題を提示し、記述する内容については講義を進める中で具体的に指示・説明する。閉講時までに作成したレポートを提出。評価は、講義の中で指示・説明した内容を各自がいかに理解し、表現できたか達成したレベルに応じて得点に換算し、60点以上を合格とする。試験は実施しない。

<教科書>
なし

<参考書>
なし

<オフィスアワー>
開講日の17:30 〜 21:15

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2006 Kogakuin University. All Rights Reserved.