2006年度工学院大学 第2部電気電子情報工学科情報工学コース
ディジタル信号処理(Digital Signal Processing)[6658]
2単位 辻 陽一 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- アナログ社会からディジタル社会に向かう今日,信号をコンピュータに取り込んで所与の操作を加えるという要求はますます増えている.本講義では実際に直面する事例を交えて,ディジタル信号処理の基本を理解する.
達成目標;(1)アナログ/ディジタル変換の周波数分解能と量子化誤差の理解.(2)インパルス応答と畳み込み積分の理解.(3)フーリエ変換の物理的意味の理解.(4)簡単なディジタルフィルタを設計できること.
- <授業計画>
- 第1週 [ガイダンス] 信号をディジタル化する目的と処理概要を学ぶ.
第2週 [アナログ/ディジタル変換]目的に対して必要十分な標本化と離散化を学ぶ. 第3週 [フーリエ級数] 連続時間信号のフーリエ級数を学ぶ. 第4週 [フーリエ変換] 連続時間信号のフーリエ変換を学ぶ. 第5週 [畳み込み積分] インパルス応答と畳み込み積分を学ぶ. 第6週 [標本化定理] 標本化定理と標本化関数を学ぶ. 第7週 [離散時間信号とZ変換] 離散的フーリエ変換の拡張であるZ変換を学ぶ. 第8週 [離散時間システム] 離散信号におけるとインパルス応答と畳み込み和を学ぶ. 第9週 [離散フーリエ変換(1)] 離散フーリエ変換の物理的意味を学ぶ. 第10週 [離散フーリエ変換(2)] 離散フーリエ変換の応用を学ぶ. 第11週 [高速フーリエ変換と窓関数] FFTアルゴリズムを理解する. 第12週 [ディジタルフィルタ] ディジタルフィルタの基本的事項を学ぶ. 第13週 [ディジタルフィルタの設計] 適当なディジタルフィルタを設計してみる. 第14週 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 全体で2回程度の小テストあり.
小テスト20点,定期試験80点の合計100点満点で60点以上を合格とする. 不合格の者で出席率が60%以上であり定期試験が40%程度以上の者はレポート提出を認め,内容が達成目標をクリアしていると認められる者は,評点60点とする.ただし,レポート内容が他人のレポート内容と酷似している場合,両方のレポートを0点とする.
- <教科書>
- 「ディジタル信号処理」大類重範(著),日本理工出版会
- <オフィスアワー>
- 土曜日授業の前後20分程度,12階講師控え室にて対応可.
質問はメールでも受け付ける.tsuji@ashitech.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 授業中の積極的な質問を期待する.
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2006 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|