2006年度工学院大学 第2部電気電子情報工学科電子工学コース
統計学(Statistics)[5655]
2単位 管村 昇 教授
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 「2つの出来事の間の関係には,独立と従属があるんだ。」
「A君は僕の言うことにはいつも反対して,B君はいつも賛成してくれるんだ。僕とA君の意見は独立で,B君とは従属関係だということだね。」 「それはどちらも従属さ.A君を賛成させたいと思ったら,君は反対の意見を言えばいいんだ。」 「それじゃ僕の意見が通らないかも知れないじゃないか。」 「後で考えが変わったとか,恩を売ってしぶしぶA君の意見に賛成すればいい。」 「じゃ,独立ってどうゆうこと?」 * * * 不規則な値が発生するメカニズムを学習する。起こりやすさの程度をどのように示したらよいかを理解し,起こりやすさの表現と計算方法を修得することを目標とする.そのためにまず,微分積分や指数関数などを復習しながら,確率や確率密度,期待値と分散,独立と従属,組合せと母関数について理解する.
- <授業計画>
- 1. 指数関数の性質と自然対数の底
2. 起こりやすさの表現法 (事象と確率) 3. 様々な場合の数と,母関数という便利な計算方法 (組合せと場合の数および母関数) 4. 組合せと確率 5. 宝くじ1枚の値打ちはいくらか (平均と分散およびそれらの意味) 6. 2つの変数の関係とその表現 (独立と従属および条件付き確率) 7. 2変数の和の平均と分散 (共分散と相関係数) 8. つぎつぎと繰り返される試み (ベルヌーイ試行,幾何分布および2項分布) 9. 各種分布の平均と分散 10. 連続的確率変数の分布関数の微分と確率密度関数 11. 確率密度関数の積分と確率 12. 時間軸上に不規則に起きる出来事の表現 13. ポアソン分布と指数分布 14. 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 学期末テストを評価する。
- <教科書>
- ホームページの内容を各自ダウンロードし授業に備える。
- <オフィスアワー>
- 金曜日17:30〜21:00,2317号室
その他,Eメールによる問い合わせを受け付ける. takahasi@cc.kogakuin.ac.jp
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ct66093/
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