2006年度工学院大学 第2部機械システムデザイン学科

微分方程式論(Elementary Differential Equation)[2751]

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2単位
山崎 浩之 非常勤講師

最終更新日 : 2006/05/30

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 常微分方程式について基本的な事項を学ぶ。1年次に学習した微積分・線形代数を
 もとにして、理工系に広く役立つ数学的な基礎力を養う。
 具体的な達成目標は以下に示す算法を用いて、常微分方程式の特殊解・一般解が
 求められるようになることである。
(1)同次形方程式など1階微分方程式の初等的解法。
(2)演算子の因数分解による線形斉次方程式の記号解法。
(3)逆演算子の算法による線形非斉次方程式の記号解法。
(4)行列の算法による連立線形斉次方程式の解法。

<授業計画>
 必要に応じて微積分・線形代数の知識を整理しつつ、以下の項目についてできるだけ
 平易に解説する。問題演習を積極的に取り入れ、計算力の定着を図りたい。
 
1. 微分方程式とは何か
   ○関数方程式と微分方程式
   ○微分方程式を解くこと
   ○微分方程式を作ること

2. 1階微分方程式の解法
   ○変数分離形方程式
   ○同次形方程式
   ○線形方程式
   ○ニュートン法による関数値の近似

3. 定数係数線形方程式の解法
   ○物理・化学等に現れる線形微分方程式
   ○線形微分方程式の性質
   ○斉次方程式の記号解法
   ○非斉次方程式の場合

4. 連立線型方程式
   ○基本行列、指数関数
   ○行列の固有値・固有ベクトル
   ○対角化による解法
   ○スペクトル分解による解法

<成績評価方法及び水準>
原則として期末の試験成績で評価し、60点以上の者に単位を認める。
ただし、「平常点」がある場合はこれを加算する。平常点は、授業への参加(出席と計算練習の提出)を評価するが、毎回出席の場合20点程度、出席レポートの計算練習で毎回正解が提出できた場合30点程度とする。

<教科書>
「常微分方程式の解き方」柳原二郎 他著(理学書院)

<オフィスアワー>
水曜日以外 17:00〜18:00 中層棟6F管理室
メールでの対応も可(yama@spec.kogakuin.ac.jp)

<学生へのメッセージ>
計算力に自信のない学生は1年次の教科書や公式集を持参するなどして、指数・対数・三角関数の微積分計算ができる状態で授業に参加してください。

<参考ホームページアドレス>
http://castor.spec.kogakuin.ac.jp/

 

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