2006年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
○物理学II(Physics II)[4230]
2単位 山田 作衛 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 工学の基礎となっている物理学の基本を学ぶ。
物理学の対象となる現象は広範囲に及ぶ。身の回りの現象をはじめとして,宇宙から 素粒子に亘るが,これらを理解する根底には共通する基本原理がある。それは案外に 簡明で,森羅万象の理解を助け,また工学の広い分野で不可欠の基盤となっている。 古典物理学として確立している力学,熱力学、電磁気学の基本と, それを通じてすべに共通する物理学の考え方を学ぶ。 それぞれを理解することも大切だが,何よりも全てに通じるような考え方や, 考えること自体を体得することが肝要である。 物理学IIでは熱力学,電磁気学などを概説した後,20世紀以降の物理学の発展について 解説する。
- <授業計画>
- 1.熱力学、マクロな物体の性質
気体の状態方程式、気体の分子運動論、 2.熱力学第1法則、気体の比熱、物質の状態変化 3.熱力学第2法則、熱機関 4.エントロピー 5.静電場、クーロンの法則、ガウスの法則 6.電位、コンデンサー 7.磁場、アンペールの法則 8.マクスウェルの方程式、電磁波 9.電磁場中の荷電粒子 10.物質と電磁場、物質の電気的性質と磁気的性質 11.近代の物理、電子と原子核、放射線、宇宙と物質 12.相対論の考え方 13.量子力学の考え方 14.試験
- <成績評価方法及び水準>
- 1)時間がある範囲で,授業の最後にその日の内容を題材に簡単な演習を実施する。
(解答を提出) 2)適宜,演習問題を出し,宿題として解答レポートの提出を求める。 3)前ニ者の解答について計25点満点で評価し,A点とする。 4)定期試験は,100点満点で評価し,F点とする。 5)最終評価点Xは,X=F+R*A 修正係数Rは,Fが35点以下でR=1, それ以上では R={(100−F)/65}^2 Xが60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 理工系 物理学講義 加藤 潔著 (培風館)
- <参考書>
- 物理学はいかに創られたか(上、下)アインシュタイン・インフェルト 岩波新書
- <オフィスアワー>
- 木曜日3時限(新宿校舎) 2715室
- <学生へのメッセージ>
- 1.自分の頭で考え,手を動かして計算してみて,納得することが重要である。
2.ホームワークとして与える演習問題を解くこと。教科書は理解を助ける。 3.参考書は物理の面白さを伝えてくれる。 4.授業中の質問は歓迎する。 5.Eラーニングのコンテンツを予習復習に活用すること。
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