2006年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

物理学I(Physics I)[4229]

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2単位
山田 作衛 非常勤講師

最終更新日 : 2006/05/30

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
工学の基礎となっている物理学の基本を学ぶ。
物理学の対象となる現象は広範囲に及ぶ。身の回りの現象をはじめとして,宇宙から素粒子に
亘るが,これらを理解する根底には共通する基本原理がある。それは案外に簡明で,森羅万象の
理解を助け,また工学の広い分野で不可欠の基盤となっている。
古典物理学として確立している力学,熱力学、電磁気学の基本と,
それを通じてすべに共通する物理学の考え方を学ぶ。
それぞれを理解することも大切だが,何よりも全てに通じるような考え方や,
考えること自体を体得することが肝要である。
物理学I では力学を中心とした内容を学習する。

<授業計画>
1.導入の概観と物理量について:単位系、スカラー量とベクトル量
2.数学的準備(1): 座標系、ベクトルの演算,ガリレイ変換、
連続変化と微分,速度と加速度
3.数学的準備(2): 微分と積分,密度分布、 位置,速度,加速度,運動の記述
4.質点の力学:ニュートンの運動法則、運動方程式の解,等加速度運動を例として
5.運動方程式とその解(2): 調和振動,
6.抵抗のある時の運動
7.強制振動と共鳴
  演習
8.円運動と慣性力
9.力学的保存量:仕事、力学的エネルギー、 運動量
10.衝突の力学,重心系と実験室系
演習
11.中心力の場合の運動:角運動量、太陽系の運動とケプラーの法則、万有引力
   慣性質量と重力質量
12.剛体運動の記述:抗力、剛体のバランス
  重心運動と回転運動、剛体の回転モーメント
13.簡単な回転運動:回転モーメントと運動
14.試験

<成績評価方法及び水準>
1)時間がある範囲で,授業の最後にその日の内容を題材に簡単な演習を実施する。
(解答を提出)
2)適宜,演習問題を出し,宿題として解答レポートの提出を求める。
3)前ニ者の解答について計25点満点で評価し,A点とする。
4)定期試験は,100点満点で評価し,F点とする。
5)最終評価点Xは,X=F+R*A 修正係数Rは,Fが35点以下でR=1,
それ以上では R={(100−F)/65}^2
  Xが60点以上を合格とする。

<教科書>
理工系 物理学講義  加藤 潔著 (培風館)

<参考書>
物理学はいかに創られたか(上)アインシュタイン・インフェルト 岩波新書

<オフィスアワー>
木曜日3時限(新宿校舎) 2715室

<学生へのメッセージ>
1.自分の頭で考え,手を動かして計算してみて,納得することが重要である。
2.ホームワークとして与える演習問題を解くこと。教科書は理解を助ける。
3.参考書は物理の面白さを伝えてくれる。
4.授業中の質問は歓迎する。
5.Eラーニングのコンテンツを予習復習に活用すること。

 

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