2006年度工学院大学 第1部情報工学科

芸術学各論(Particular Subject of Art Studies)[1C04]

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2単位
吉田 司雄 教授  
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最終更新日 : 2006/05/30

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 本年度は「SF的想像力の原型と行方」という内容で講義を行う。SF(サイエンス・フィクション)とは科学と文学的想像力の結びつきの中から誕生した芸術ジャンルだが、ここではSFの生みの親と言われるジュール・ヴェルヌとH・G・ウェルズの代表的な作品を毎回一つずつ取りあげながら、そこに示されたSF的な想像力がその後の文学・映画・マンガ・アニメなどでどのように受け継がれて行ったのかを検討する。文学や映画などに対する関心を養うと共に、科学技術や異文化接触が人々に何をもたらしてきたのかを多面的に考えてもらうきっかけとしたい。目標は知識を単に知識を増やすことではなく、自らの思考と表現を導き出すための批評力を身につけることである。

<授業計画>
 1 授業ガイダンス−SF的想像力とは何か
 2 ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」
 3 ジュール・ヴェルヌ「月世界旅行」
 4 ジュール・ヴェルヌ「海底二万マイル」
 5 ジュール・ヴェルヌ「八〇日間世界一周」
 6 ジュール・ヴェルヌ「十五少年漂流記」
 7 H・G・ウェルズ「タイムマシン」
 8 H・G・ウェルズ「モロー博士の島」
 9 H・G・ウェルズ「透明人間」
10 H・G・ウェルズ「宇宙戦争」
11 H・G・ウェルズ「来るべき世界」
12 SF的想像力の可能性を考える(1)
13 SF的想像力の可能性を考える(2)

<成績評価方法及び水準>
 授業にきちんと出席することが成績評価の前提。学期末にレポート提出を求めるほか、平常点を含めて総合的に評価し、60点以上の者に単位を認める。レポートの比重は約6割。ただし、レポートを試験に変更する場合もある。また、平常点や(場合によっては)授業中の抜き打ちテストの点数が一定の水準に達していない者は、レポートまたは試験の答案を採点対象としない。 抜き打ちテストを行った場合の点数は、レポートまたは試験の点数に加算する。

<教科書>
 使用しない。授業に必要な箇所のテクストは、日本語訳をプリントで配布する。

<参考書>
 教場で随時紹介する。

<オフィスアワー>
 新宿校舎2772研究室 月14:40〜15:00
 または、授業終了後の教場。
 それ以外は教員に直接たずねること。

<学生へのメッセージ>
 第一回目の授業時に成績評価方法等、具体的に説明するので必ず出席すること。なお、授業で取り上げる作品については一部変更もありうる。

 

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