2006年度工学院大学 第1部情報工学科
○電気回路理論II(Electric Circuit Theory II)[6160]
2単位 溜渕 一博 助教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- グラフの概念を用いた回路解析の手法を中心にして、情報工学を学ぶ学生に合わせた、電気回路理論の平易な解説を行う。
- <授業計画>
- 1.回路の自然応答とステップ応答。電圧、電流が急に変化したとき回路は どのように応答するか。
2.RL、RC並列および直列回路の自然応答とステップ応答。 3.正弦波定常状態における電力の計算。瞬時電力、有効電力、無効電 力、力率、交流の実行値。 4.複素電力の定義。その実数部(有効電力)と虚数部(無効電力)。イン ピーダンスマッチング。 5.回路のグラフ。回路網の接続関係を表現する方法としてのグラフ。回路網 の木と補木。接続行列。網目行列。 6.基本カットセット。回路網中の木の数だけ存在するカットセットの基本形に よる回路の表現。基本カットセット行列。 基本閉路。回路網中の補木の数だけ存在する基本閉路による回路の表 現。基本閉路行列。 7.回路網方程式。カットセット方程式と閉路方程式。 8.回路網方程式。グラフに基づく回路網解析から得られる実用的回路網解 析法。目視による回路方程式の導出。 9.相互インダクタンスを持つ回路。自己インダクタンスとは。相互インダクタ ンスとは。 10.相互誘導電圧の極性決定法(ドット便法)。回路網上での相互インダクタ ンスの表現法。 11.共振回路。L、Cの性質と回路の共振。並列共振の性質。帯域幅と回路 のQ。 12.直列共振の性質。共振周波数より低い周波数と高い周波数における回 路の性質。共振回路の応用。 13.2−ポート回路(4端子回路)。2−ポート回路の考え方。端子方程式。 14.定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 試験
- <教科書>
- 「電気回路」椎塚久雄著(コロナ社)
- <参考書>
- 「工学を学ぶ人のための回路解析(上、下)」荒川他共訳(マグロウヒルブック)
- <オフィスアワー>
- 土曜日 14:30〜17:00
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