2006年度工学院大学 第1部電気工学科

電気機器(Electric Machinery)[2A09]

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2単位
曽根  悟 教授  
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最終更新日 : 2006/05/30

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 電気機器基礎に続いて,基礎で紹介した機器も含めて各種の電気機器についてやや詳しく紹介するとともに,これを制御する観点からのパワーエレクトロニクスや制御工学との関連についても触れる。電気機器基礎は履修済みであることを前提に講義をする。
 こちらは学科の必修科目ではないが,電気主任技術者の資格を得るためには必修である。
 将来電気機器の設計者になる可能性は低いから,設計の観点よりは電気機器の利用者として選択・利用・有効活用の観点に重点を置き,できるだけこの分野に興味を持って貰うようにする。電気機器を中心とするシステムの全体に関して基本的な選択が正しくできることを目標とする。

<授業計画>
 1. 基本的な電気機械の統一的な扱い  各種電気機械の等価回路
    個別の種類の機器に関して電気機器基礎で学んだものを統一的に理解する
 2. 電気機械の制御    回転機の各種制御法の概要をセンサも含めて説明
    電気機械の制御法の概略を理解し,将来専門家になった場合に自ら勉強できる準備をする
 3. 電気機械の電源(1)  パワーエレクトロニクスと可逆性,波形問題
 4. 電気機械の電源(2) パワーシステムの安定性と高調波問題
    3.と4.とを併せて制御電源との組み合わせで生じるさまざまな問題に関する基礎知識を得る
 5. 変圧器 整流回路・使用周波数との関係
    通常の交流電源・交流負荷以外の応用の概要を理解する
 6. 直流機 制御用小型モータ
    現実に使われる永久磁石界磁の直流機についての知識を得る
 7. 同期機 小型モータと無整流子モータ  ヒステリシスモータ,リラクタンスモータ,
     永久磁石界磁同期機 無整流子モータ
    近年多く使われだした制御用モータに関する基礎的な知識をその理由とともに得る
 8. リニアモータ 各種のリニアモータ
    近年多く使われだしたリニアモータに関する基礎的な知識をその応用分野を含めて得る
 9. サーボモータ(1) サーボモータの視点
10. サーボモータ(2) ステッピングモータ(パルスモータ)と各種のサーボモータ
11. モータ以外の電磁アクチュエータ
12. 制御系と各種のセンサ
    9.〜12.では電動力制御の観点から各種のモータ・アクチュエータの基礎的な知識を得る
13. メカトロニクス概論
    これまでの部分扱いきれなかった機械工学との境界領域の基礎知識を得る

<成績評価方法及び水準>
 学期末試験により,60点以上を取った者に単位を与える。試験は,記憶ではなく目的にあった機器の選択や利用(制御)に関するアプローチの方法を含めた達成度を問う出題をする。

<教科書>
「大学課程 電気機器(1)」仁田工吉他著,「大学課程 電気機器(2)」岡田隆夫他著,オーム社

<参考書>
「電気機器」 松井信行著  森北出版

<オフィスアワー>
 時間の掛かる質問や相談にはメール(sone@cc.kogakuin.ac.jp)を活用してほしい。面談の希望があれば新宿の教授室(A2376)の前には1週間の予定が掲出してあるから,それを参考にできれば事前にアポイントを取ってから訪ねてほしい。

<学生へのメッセージ>
 『工学的センス』に加えて『総合的な評価や設計』の考え方を身につけることが重要なので,そのつもりで講義をするから遅刻せずに出席してほしい。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwc1040/

 

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