2006年度工学院大学 第1部電気工学科

電子物性(Solid State Physics for Electronics)[1361]

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2単位
日野出 憲治 非常勤講師

最終更新日 : 2006/05/30

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
固体の性質を原子の集合体として理解すること、特に電気的性質が電子の挙動から導かれることを理解すること。
固体(原子)の中の電子の性質は量子力学で決まっていること、電子がエネルギーバンドを作る仕組みを理解すること。
そのバンド理論を基に、導体(金属)、半導体、絶縁体の性質を理解すること。
・当たらずとも遠からずの判断ができるようになる。
・必要なときに詳細(具体的情報)を調べるための基礎力をつける。

<授業計画>
(1) イントロダクション(現代は電子の世界)
(2) シュレディンガー方程式(原子・電子発見の歴史 量子力学はなぜ必要か)電子は粒子か波か
(3) 化学結合(固体はなぜできるのか 融点・沸点から分かること)
(4) 結晶構造(原子・分子はなぜ並ぶのか 並んでいることはどんなことから分かるか)
(6) ブラウン運動からわかること(気体分子の従う規則)
(5) 格子振動・格子欠陥・拡散(結晶内の原子の従う規則)
(7) 粒子集団の規則性=統計分布(気体分子はボルツマン分布、電子はフェルミ分布)
(8) 金属の性質は自由電子で決まる
(9) 電気伝導 熱伝導 金属光沢
(10) エネルギーバンドとバンドギャップはどのような仕組みで出来るのか
(11) エネルギーバンドからみた導体・半導体・絶縁体
(12)(13) エネルギーバンドの応用 ホール効果(電子・正孔二種類のキャリアの性質)
(14) 試験

<成績評価方法及び水準>
講義期間中に出題するレポートを30点満点、定期試験を70点満点とし、合計点数が60点以上のものに単位を認める。

<教科書>
よくわかる電気電子物性 岩本 (オーム社)

<参考書>
電子物性基礎 電気学会 (オーム社)
わかる電子物性 中澤 江良 (日新出版)

<オフィスアワー>
授業時間後10分

 

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