2006年度工学院大学 第1部マテリアル科学科
○化学II(Chemistry II)[3559]
2単位 山崎 昶 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 専門課程における諸科目履修のための基礎作り(共通語彙を身につけ、諸先生方の言われることが理解できるようになること。)自然科学における意志疎通、情報取得・発信のツールとしての化学の重要性を理解・会得すること。さらに、諸君が身の回りの生活において化学的思考力を生かし、ひいてはみづからの身の安全を確保できるようになること。
- <授業計画>
- 履修者は各自テキストを持参しているものとして講義を進める。必要な数値やグラフなど、テキストは受験参考書とは違って優れた資料集でもある。
また、化学の演習問題を解いたりするためには関数電卓が必須であるので、一番安価なもの(千円程度のもの)を毎回持参すること。対数計算や三角関数、指数関数などを求められない面々が例年かなりいる。(どうしてもテキストを購入したくない諸君は、甘言を弄してセンパイからでも巻き上げること) 諸兄姉の実力の分布のほどが不明(昨年の例を見ても大きいばらつきがある)なので、最初に実力テストをし、その結果に基づいて細目計画を設定することにする。 文部科学省あたりの一部の大権威のお好きな千篇一律の講義ならば、何年も前から確固としたシラバスがつくれるが、学生諸君は個性豊かでさまざまである以上、講義内容も大幅なヴァリエーションがあり得ることをご承知ありたい。
- <成績評価方法及び水準>
- 期末試験を重視する。出席状況はある程度考慮するが、満足に講義も聴かずに期末試験を受けた面々の中で及第点をとった例は、残念ながら今までには存在しなかった。
- <教科書>
- R. J. Ouelette著 岩本・山崎 訳 「化学・その基礎へのアプローチ」(東京化学同人)
(これはアメリカの大学で、ハイスクールであまり化学を履修してこなかった学生対象のテキストとして定評のあったものである)
- <参考書>
- どんなものでも自分の身丈にあったものならばいいのだが、高校のテキストや受験参考書の類はほとんど無意味のようである。わからないことがあったとき手近に会って簡単に調べられるものとしては
「新・化学用語小辞典」(講談社ブルーバックス)などがよかろう。
- <オフィスアワー>
- 水曜日12.00-13.00 四号館渡部教授室
- <学生へのメッセージ>
- 大学では、学生諸君が主体的に学ぶことが求められている。講義が難
しすぎると感じられたときには、目先の試験のために手っ取り早く問題の答えだけを尋ねたり、説明の繰り返しを求めたりするのではなく、謙虚に基礎(中学・高校の内容)から学びなおすことも必要であろうが、単なる繰り返しでは進歩はおぼつかない。
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