2006年度工学院大学 第1部環境化学工学科
プロセス設計演習(Exercise on Process Design)[5D02]
1単位 藤原 幸男 助教授 [ 教員業績 JP EN ] 南 一郎 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- プロセスとは実際にある一連の操作、物質の処理のことである。そして、多くのシステム(要素)から構成されている。そこで、前半は、要素として“熱交換器”を取り上げ、各自の設計条件に基づき設計計算を行う。後半は、プロセスとして蒸留塔周りの簡易的なプロセス・フロー・ダイアグラム(PFD)の作成を行う。続いて、その蒸留塔に関する全体としての物質収支と熱収支計算を行い、PFDに反映させる。
(JABEE学習・教育目標) 「環境化学工学プログラム」:(E)○ (F)◎ JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)-(3)○
- <授業計画>
- 1. プロセス設計演習ガイダンス(概要・計算方法等)
2. 熱交換機の概要 説明および各自設計条件の決定 3. 設計計算法 (1) 交換熱量・伝熱面積・伝熱管本数 4. 設計計算法 (2) 管側流速・胴内径の決定・伝熱管配置図作成 5. 設計計算法 (3) 胴側流速・管側および胴側境膜伝達係数 6. 設計計算法 (4) 総括熱伝達係数・オーバーデザイン(計算値 / 仮定値=1.0〜1.1)の判定 7. 設計計算法 (5) 第1回目の計算結果のまとめと問題点の検討 8. 設計計算法 (6) 総括熱伝達係数が計算値 / 仮定値=1.0〜1.1を満たすまで繰り返し計算 9. 概要説明と設計条件の決定 10. PFDの作成(1) 11. PFDの作成(2) プロセス制御を含む 12. 物質収支 13. 熱収支 14. 物質・熱収支を含むPFDの作成
- <成績評価方法及び水準>
- 前半は、レポート“遊動頭式多管円筒形熱交換器設計計算書”を提出する。
後半は、レポート“作成したPFD(プロセス・フロー・ダイアグラム)” を提出する。 各レポートにより最終成績を評価する。各レポートの平均点が60点以上の者を合格とする。
- <教科書>
- 前半、後半ともに授業説明および配布プリントに従って行う。
配布プリント:“説明および例題”のプリントを配布する。
- <参考書>
- 前半 熱交換器設計ハンドブック 尾花英郎著 工学図書
後半 Web教材(化学工学会作成)を紹介する。
- <オフィスアワー>
- メールで約束の上、対応する
- <学生へのメッセージ>
- 各自所定の設計条件に基づいて、設計計算を行い、計算結果が許容範囲を満たすための問題点を明らかにし、解決する手法を体験して欲しい。
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