2006年度工学院大学 第1部環境化学工学科
材料の力学(Materials and Mechanics)[5C08]
2単位 初田 俊雄 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 化学機械などの強度設計では、外力などの負荷に対する材料の力学的応答を把握することが極めて重要です.この授業は、材料の力学的応答を把握するための基本的な考え方を理解し、機器の強度設計のための基礎知識を修得することを目的としています.具体的な達成目標を以下に示します.
(1)負荷に対する材料の力学的応答を把握するための基本的な技法を修得する. (2)材料強度の概念の理解と併せて、構造物の強度的な健全性を評価するための基本知識を習得す る.
- <授業計画>
- 第1週 ガイダンス及び材料の力学的特性と破壊
第2週 固体における力のつりあい 第3週 材料の外力に対する応答(1):応力とひずみ 第4週 材料の外力に対する応答(2):フックの法則と弾性定数、許容応力と安全率 第5週 引張りと圧縮の簡単な問題:棒の自重による応力と変形、引張りまたは圧縮の不静定の問題 第6週 化学装置などに生ずる力学的な問題:熱応力、残留応力 第7週 ねじり荷重を受ける軸のせん断応力 第8週 真直なはりのせん断応力と曲げモーメント 第9週 真直なはりに生ずる力学的応答(1):はりの曲げ応力、断面二次モーメント 第10週 真直なはりに生ずる力学的応答(2):断面二次モーメントの計算、はりのせん断応力 第11週 真直なはりの変形:たわみの基本式、静定はりのたわみ 第12週 圧力容器の応力 第13週 ひずみのエネルギー 第14週 期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- 演習の答案および定期試験の採点で評価する。割合は前者30%、後者70%とし、合格点は60点以上とする。50点〜59点の者は演習問題の再提出を認め、全問正解で合格(60点)とする.
- <教科書>
- 材料力学、黒木剛司郎 著、森北出版
- <参考書>
- 材料科学2-材料の強度特性-、Craig R.Barrett、William D.Nix、Alan S.Tetelman 共著、岡村、井形、堂山 共訳、培風館
- <オフィスアワー>
- 金曜の授業日の3時限終了後30分、講師室にて
- <学生へのメッセージ>
- 材料の力学は環境・エネルギー問題を解決するための装置をはじめ、幅広い機器の設計に不可欠です.材料の力学的応答に対する知識と構造の健全性に対する感覚を是非とも身につけて欲しいと思います.
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