2006年度工学院大学 第1部環境化学工学科

物理化学I(Physical Chemistry I)[1161]

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2単位
中川 克巳 助教授  
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最終更新日 : 2006/05/30

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
物質は超臨界状態を除いて固体、液体、気体の状態のいずれかである。この物質の物理的変態を純物質および簡単な混合物について熱力学的に取り扱う。この科目はこれから学ぶ専門科目および環境に関するいろいろな「資格試験」の基礎となっている。これらの基礎知識を十分に理解できるようになることを目標としている。

(JABEE学習・教育目標)
「環境化学工学プログラム」:(D)◎
JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)-(3)◎

<授業計画>
1:熱、仕事、エントロピーを振り返り、「SPACE WHEEL」の運動を熱力学的に考察し提出する。
2:自発変化、最大仕事と自由エネルギー
3:純物質の相図(状態図)
4:相の安定性と相転移
5:自由エネルギーの温度及び圧力依存性
6:相境界、Clausius-Clapeyronの式
7:液体の表面、部分モル量
8:混合の熱力学
9:溶液の性質
10:非理想性と活量
11:相律と状態図(蒸気圧、温度-組成図)
12:液ー液系と固−液系の状態図
13:総合演習

<成績評価方法及び水準>
講義後の理解度小テストの点数と期末定期テストの点数を夫々40:60の重みで集計し、60%以上の得点者を合格とする。ただし、50%〜59%の者は追加演習問題の全問正解をもって合格とする。

<教科書>
「アトキンス物理学上」<第6版>P.W.Atkins著、千原・中村訳(東京化学同人)

<オフィスアワー>
月曜日11:00〜13:00 5号館B-101

<学生へのメッセージ>
富士山は山の中でも別格で人を引き付ける魅力がある。頂上を極めるには一歩一歩足元を見ながら登らなければならない。征服すれば、展望が開け、今まで見えなかったものが見えてくる。
「物理化学1」は環境化学工学科のカリキュラムを構成している1科目であが、これを学ぶことは「富士登山」とアナロジーである。

 

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