2006年度工学院大学 第1部応用化学科
△生物物理化学(Biophysical Chemistry)[3C06]
2単位 笠井 久隆 特別専任教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 生命現象を分子間の相互作用とエネルギー代謝に基づいて理解するために必要な物理化学の基礎を学び、それをいくつかの生体内反応に適用して考察する。
達成目標:1)たんぱく質・核酸の高次構造を支配する物理的要因を理解すること;2)生体高分子の分離、分析法の原理を理解して活用すること;3)生体酸化還元反応、生合成反応のエネルギー的基礎を理解すること
- <授業計画>
- 以下の項目にしたがって講義するが、都合により変更することがある。
1.生命現象の物理化学的考察 2.核酸の構造と分子間相互作用 3.たんぱく質の構造 4.生体高分子の分離と分析(1)クロマトグラフィー 5.生体高分子の分離と分析(2)電気泳動、遠心分離 6.化学熱力学の復習(1)内部エネルギー、エンタルピー、エントロピー、自由エネルギー 7.化学熱力学の復習(2)化学反応と自由エネルギー変化 8.酸化還元反応 9.同化と異化ー生体のエネルギー代謝 10.エネルギー共役と高エネルギー化合物 11.生体エネルギー変換 12.化学反応と反応速度論 13.まとめ
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験で最終成績を評価、60点以上のものに単位を認める。試験の際には教科書、自筆ノート、および配付資料の持ち込み可
- <教科書>
- ヴォート「基礎生化学」(東京化学同人)
- <参考書>
- 「エントロピーから化学ポテンシャルまで」渡辺啓著(裳華房)
- <オフィスアワー>
- 水曜日14:40〜16:30
- <学生へのメッセージ>
- 生命の神秘に基礎科学から迫ろう
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