2006年度工学院大学 第1部応用化学科
△計算機化学(Computer Chemistry)[1B11]
2単位 岡田 勲 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 計算機を用いて、何かを計算する際には、計算機言語をマスターする必要がある。コンピューターの長足の進歩に伴い、化学の分野でも、計算機を用いた計算機実験の重要性が高まってきている。言語として、現在一般的な言語であるC++の初歩を習得すると共に、分子動力学シミュレーションの初歩を学ぶ。
- <授業計画>
- 第1週:(1)授業計画の説明、
(2)各自のコンピューター上にコンパイルするC++ソースプログラムの説明、 (3)C++教科書第1章「はじめての1歩」、 (4)第1回レポート課題の出題。 第2週:教科書(以下略) 第2章「C++の基本」。 第3週:第3章「変数」。 第4週:(1)第4章「式と演算子」、(2)乱数。 第5週:(1)第5章「場合に応じた処理」、(3)乱数の応用(モンテカルロ法)としてのビンゴの実施。 第6週:(1)第6章「何度も繰り返す」、(2)第1回試験。 第7週:(1)第16章「ファイルの入出力」。 第8週:(1)第7章「関数」、(2)材料設計を視野に入れた分子動力学シミュレーション(MD)の概要。 第9週:(1)第8章「ポインタ」、(2)分子間ポテンシャルと力、(3)第2回レポート課題の出題。 第10週:(1)第2回試験、(2)MDによる構造の求め方。 第11週:(1)第9章「配列」、(2)MDによる熱力学量の求め方。 第12週:MDによる動的性質の求め方。 第13章:第3回試験。
- <成績評価方法及び水準>
- 2回のレポート提出(各10点、15点満点)と3回の試験(各20、25,30点満点)の合計が60点以上を合格とする。原則として、追試験は行わない。
- <教科書>
- 高橋 麻奈 著 「やさしいC++ 第2版」ソフトバンク社
- <参考書>
- 岡田 勲、大澤 映二 編「分子シミュレーション入門」海文堂
- <オフィスアワー>
- 授業時間後に質問、要望に応じる。また、e-mailによる質問、要望に応じる。
- <学生へのメッセージ>
- (1)社会が技術者に要求している「技術者倫理」を日ごろの学習を通じても身につけてもらいたい。具体的に、身近な例でいえば、レポートにおいても、他人のものを写すなどのことは、厳に戒めてもらいたい。このような行為は、現在、社会で問題になっている、技術者の偽装行為や論文捏造などにも繋がってくる。
(2)化学の分野でも、初歩的な、数学、物理学は極めて大切であることを認識してもらいたい。 (3)特に、この授業の性質上、学習に役立つので、できるだけ、個人でも、ネット機能を有したパソコンを持つようにしてもらいたい。
- <備考>
- 一般の通知、レポート課題の補足説明、試験結果の講評、発表などには、e-mailを最大限利用するので、週に、少なくとも1,2度は、見てもらいたい。これを、見ないで、「知らなかった」ということのないようにしてもらいたい。
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