2006年度工学院大学 第1部応用化学科
線形代数学I(Linear Algebra I)[4407]
2単位 山口 範和 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 線形代数学Iでは「ベクトル」と「行列」を扱います。高校では目で見ることの出来る2次元・3次元のベクトルと2×2の行列を習いますが、線形代数ではそれらを一般化したn次元のベクトルやn×m行列を扱います。特に行列は連立一次方程式との関係を中心に講義を進める予定です。大規模な連立一次方程式の一般的な解法は応用上、微分方程式の数値計算などに繋がる重要な項目なので、しっかり習得する必要があります。
線形代数学Iでは主に以下を目標とします: ○ ベクトルおよび行列の基本演算が出来る ○ 連立一次方程式の一般的な解法を習得 ○ 行列式・逆行列の計算が出来る ○ 一次独立性や次元などのベクトル空間の基本概念の理解
- <授業計画>
- 第1週 ベクトルと行列
第2週 行列の演算 第3週 連立一次方程式 第4週 掃き出し法 第5週 行列の基本変形 第6週 逆行列の性質 第7週 逆行列の計算法 第8週 行列式 第9週 行列式の計算法 第10週 行列式の計算法 第11週 一次独立と一次従属 第12週 基底と次元 第13週 演習 第14週 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 以下の条件のうち少なくとも一つを満たした者を合格とします。
1. 定期試験の得点が60点以上の者。 2. 定期試験の得点が50点以上であり、かつ授業時に課す課題により十分な理解が確認できる者。
- <教科書>
- 水田義弘 著「理工系 線形代数」サイエンス社
- <参考書>
- ○ 有馬・石村著 「よくわかる線型代数」東京図書
○ 薩摩・四ツ谷著「キーポイント線形代数」岩波書店 ○ 高橋大輔著「線形代数」サイエンス社 ○ 齋藤正彦著「線型代数入門」東京大学出版会(※この本は少し難しいです) 他にも線形代数に関する書籍は数多く出版されているので、図書館や書店で実際に手に取り気に入ったものを選ぶとよいでしょう。
- <オフィスアワー>
- 木曜日の5時限目終了後
- <学生へのメッセージ>
- 線形代数学は微分積分学と並び、工学の基礎をなす重要な学問です。
講義の内容を理解するために、実際に手を動かし計算する努力をしてください。 また、理解の為に学習支援センターを積極的に利用する事を勧めます。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.aoni.waseda.jp/n.yamaguchi/kogakuin/2006la1.html
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