2006年度工学院大学 第1部応用化学科
○数学II(Mathematics II)[3409]
2単位 堂前 和宏 助教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
主として2変数関数の微積分について解説します. 2変数関数は様々な面で1変数関数よりも複雑であり, それは変数の変化する方向が 一定でないことに起因しています. そのため, グラフを描いて視覚化することが 容易ではありませんし, 極限の考察も困難であることが多いのです. この授業では, 1変数関数の微積分に関する知識を活用することにより, 2変数関数の 性質を調べる方法を学びます. 達成目標は以下の通りです. (1) 広義積分を定義に基づいて計算できるようにする. (2) 偏導関数を計算できるようにする. (3) 合成関数の微分法を身につける. (4) 2変数関数の極値とは何かを理解し, それを求められるようにする. (5) 2重積分を累次積分に直して計算できるようにする. (6) 変数変換公式を活用して2重積分を計算できるようにする.
(前提となる基礎知識) 数学Iを履修済みであることを前提とします.
- <授業計画>
第1週 : 広義積分
第2週 : 2変数関数の極限と連続性
第3週 : 偏導関数
第4週 : 合成関数の微分法
第5週 : 2変数関数の極値(その1)
第6週 : 2変数関数の極値(その2)
第7週 : 陰関数
第8週 : 2重積分と類似積分
第9週 : 積分順序の交換
第10週 : 変数変換公式(その1)
第11週 : 変数変換公式(その2)
第12週 : 変数変換公式(その3)
第13週 : 微分形式と線積分
第14週 : 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
以下の2条件のうち, 少なくとも一方を満たした者を合格とします. (1) 定期試験の得点が60点以上. (2) 定期試験の得点と毎回の授業で課す課題の得点を7:3の割合で総合した結果が60点以上.
- <教科書>
『微分積分』 (堂前著, 学術図書出版)
- <オフィスアワー>
土曜日の13時から14時(八王子)
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft25883/
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