2006年度工学院大学 第1部国際基礎工学科

技術者の倫理(Engineer's Ethics)[3C21]

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2単位
矢崎 敬人 講師
疋田 光孝 教授
初田 俊雄 非常勤講師

最終更新日 : 2006/05/30

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本科目では、将来技術者として仕事をしていく上で必要となる倫理的な課題の把握と対処法等を講義と事例研究により取り上げます。1.技術を持って社会貢献する場合、技術が社会や自然環境に対してどのような影響を及ぼすかを常に考える倫理観を養う。2.事例研究等により、倫理的な課題の認識とその解決策に関して自ら考察し、提案する能力を養う。

(JABEE学習・教育目標)
「国際工学プログラム」
(B)技術者倫理の習得:◎ (A)多面的な視点から考える能力:○
JABEE1の(1)の知識・能力:(b):◎(a)(g)(h):○

<授業計画>
1.技術者と倫理
(a)ガイダンス、技術者に倫理が要求される理由と倫理を学ぶメリット
(b)倫理とは何か、法律、モラル、マナー等との関係、社会の発展段階により異なる点、ジレンマの発生など
(c)技術者の倫理とは何か、技術者の直面する場面と責務、技術者が重視すべき価値、倫理綱領との関連、想像力と長期的視野、行為の拡大と倫理、社会実験モデルなど
2.如何に考え、如何に行動するか
(a)自他の権利の尊重、知的財産と先取権など
(b)倫理的思考、行為の正当化、功利主義、正義論、普遍性、自立、行為の価値、行為者の価値など
(c)ジレンマ問題の解決法、工学倫理における実用的スキルなど
3.組織、社会における技術者が直面する倫理的な課題
(a)企業倫理と技術者倫理、製造物責任、内部告発、営業秘密など
(b)技術とリスク、安全、環境、資源など
(c)技術者倫理の国際状況、ビジネス、価値体系、異文化など
4.総括
組織、社会、環境、安全、将来の世代等を考慮し、技術者のあるべき姿を考える。

<成績評価方法及び水準>
各担当教員が、授業中適宜レポートを課します。深く考察し、自分の考え方に基づいているレポートが良いレポートです。全レポートの平均点が60%以上を合格とします。試験は行わない。

<参考書>
授業中に紹介する。

<オフィスアワー>
[前期]火曜2時限(八王子)、水曜4時限(新宿)

<学生へのメッセージ>
授業、事例研究等を介して、技術者の意思決定には倫理的な側面を考慮する必要がある点、広く問題意識を持ち常に自分で考えることの重要性を理解していただきたい。

 

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