2006年度工学院大学 第1部国際基礎工学科
△芸術学入門(Guide to Art Studies)[1A04]
2単位 吉田 司雄 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 「第七芸術」とも呼ばれた映画の歴史を、他の芸術諸ジャンルとの関連に目を向けながら振り返る。時間芸術(音楽・文学・舞踏)と空間芸術(建築・彫刻・絵画)とをつなぐ新たなメディアとして、映画はその特質を他の芸術ジャンルとの差異によって示しつつ、しかし一方では、様々な芸術ジャンルとの共存や混淆によって発達してきたからである。ただし、1950年代くらいまでの映画が中心で、最近のものは取り上げないことを留意されたい。目標は知識を単に知識を増やすことではなく、自らの思考と表現を導き出すための批評力を身につけることである。
- <授業計画>
- 1 映画の起源−エジソンとリュミエール兄弟
2 魔術師メリエス−トリック映画の発明 3 スター誕生−ハリウッドとスター・システム 4 前衛芸術としての映画 5 エイゼンシュタイン−モンタージュという革命 6 映画と声−トーキーのもたらしたもの 7 映画と音楽−音楽映画と映画音楽 8 映画と色彩−テクニカラーの衝撃 9 ジャン・ルノワール−印象派絵画と映画 10 映画・まんが・アニメーション 11 映画と建築−表象としての大都市 12 映画と演劇−アクターズ・スタジオの時代へ 13 映画と日本の伝統芸能
- <成績評価方法及び水準>
- 授業にきちんと出席することが成績評価の前提。学期末に試験を行なうほか、平常点を含めて総合的に評価し、60点以上のものに単位を認める。試験の比重は約7割。ただし、平常点や(場合によっては)授業中の抜き打ちテストの点数が一定の水準に達していない者は、試験の答案を採点対象としない。 抜き打ちテストを行った場合の点数は、試験の点数に加算する。
- <教科書>
- 使用しないが、山田宏一『何が映画を走らせるのか?』(草思社)を手元に用意することを強くすすめる。
- <参考書>
- 教場で随時紹介する。
- <オフィスアワー>
- 新宿校舎2772研究室 月12:20〜12:40
または、授業終了後の教場。 それ以外は教員に直接たずねること。
- <学生へのメッセージ>
- 第一回目の授業時に成績評価方法等、具体的に説明するので必ず出席すること。なお、授業で取り上げるトピックは変更する場合もありうる。
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