2006年度工学院大学 第1部機械システム工学科
△システム工学II(Systems Engineering II)[3255]
2単位 八戸 英夫 助教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- システム工学の中心的役割をもつシステム設計について学び,さらにその評価法,最適化の方法,経済性分析などについて理解する. 具体的な達成目標は,以下の通りである.
(1)一般の製品設計とシステム設計の共通点と相違点を理解していること (2)階層構造モデルによる総合評価ができること (3)線形計画法の基礎的解法を取得すること (4)システム設計・評価における経済性分析の重要性と経済計算や諸係数の取扱いを理解すること (5)マン・マシンインタフェースの選好性と整合について理解すること (JABEE機械システム基礎工学プログラムの学習・教育目標) D-8:◎E:○ (JABEE 基本キーワード) システム設計,システム評価,信頼性,オペレーションズリサーチ (JABEE 個別キーワード) 統合化力
- <授業計画>
- 1. システム設計I―システム設計とは何か,又その進め方などを理解する.
2. システム設計II―機械システム,マン・マシンシステムなどの作り方について理解する. 3. システム設計III―非冗長なシステムと冗長なシステムについて述べ,その解法を学ぶ. 4. システムの評価I―階層構造モデルなどの総合評価の方法について学ぶ. 5. システムの評価II―評価尺度の理解と1属性評価,多属性評価の方法を学ぶ. 6. システムの最適化I―線形計画法を例にあげ,システムの最適化について述べる. 7. システムの最適化II―幾つかの最適化法について述べ,シミュレーションとの関連を理解する. 8. システムの価値と経済性I―経済計算と諸係数の理論面での取り扱いについて理解する. 9. システムの価値と経済性II―システムの経済比較と更新について学ぶ. 10. マン・マシンインタフェースI―マン・マシンインタフェースの選好について理解する. 11. マン・マシンインタフェースII―システムでの整合について理解する. 12. システム工学の実例I―宇宙開発,生産管理などシステム工学の実例を紹介する. 13. システム工学の実例II―鉄道・航空・海運などの交通システムへの適用例について紹介する.
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験が60点以上の者に単位を認める.ただし,正当な理由なく,出席状況やレポート提出状況などが悪いときは減点対象となることがある.
「機械システム基礎工学プログラム」の学習・教育目標D-8,Eは,上記の基準を満たせば達成される.
- <教科書>
- 「システム工学」中村義作編著(オーム社)
- <参考書>
- 「システム工学」近藤次郎著(丸善)
※講義に出席していれば必ずしも購入の必要はない.
- <オフィスアワー>
- 水曜日3時限目の授業終了後20分間,八王子キャンパス講師室にて
- <学生へのメッセージ>
- これからの機械系技術者にとってシステム工学の知識は必要不可欠です.特に生産システム,電力システム,交通システム,そして通信ネットワークシステムなどの大規模なシステム開発に興味がある者にはシステム工学Iだけでなく,さらにシステム工学IIの履修をすることを勧めます.
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