2006年度工学院大学 第1部機械システム工学科

プログラミング演習(Seminar in Programming)[3161]

[試験情報を見る]

1単位
大石 久己 助教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2006/05/30

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 プログラミング技術の習得をねらいとする演習形式の授業である.使用言語は1学年で学習した汎用プログラミング言語VBAを使用する.まず,基本事項の復習を行った上で,1年次に作成した代表的な工学問題のためのプログラムの問題点の確認と改良を図ることで,プログラミングの基礎力を養う.以下に具体的な努力目標を示す.
(1). VBAプログラミングの基礎をしっかり習得する.
(2) 代表的な工学問題を解くことのできる数値計算プログラムを実際に作ることができるようになる.
(学習・教育目標)
 「機械システム基礎工学プログラム」: (C-1)◎ 情報処理
(キーワード)
 「機械システム基礎工学プログラム」:コンピュータリテラシー,計算機アーキテクチャー,プログラミング
(前提となる基礎知識と習得後の展開)
 本科目を履修する前に,「情報処理概論及演習」の前期で情報処理に関する基礎的事項をしっかり身につけ,後期のVBAの演習でVBAの使用法とプログラミングの基本を身につけておく必要がある.また,「数学I,II」「数学演習I,II」「機械システム基礎演習I,IIの中で行う行列の講義」で微分積分や行列の取り扱いなど数学の基本事項について習得しておくこと.また「線形代数学I」と同時進行であるが,関連する部分が多い.
 本科目の修得後は,「数値計算法I,II」で工学問題に重要な役割を持つ数値計算法について具体的に学習する事になる.その場合,演習を解くためにはプログラムを組み課題を解くことができるようになっていなければならない.また,「応用プログラミング演習」で他の言語やより高度なプログラミングについて学習し,最終的に卒論においてデータ処理や数値解析を行うことになる.

<授業計画>
1. 授業のガイダンス,計算機利用とプログラミングの基本事項および基本操作の復習
2. VBAプログラミングの基礎(便利な機能,コントロール,ワークシートの数値の読み書きと変数)
3. VBAプログラミングの基礎(VBAとVBの違い)
4. VBAプログラミングの基礎(制御構造)
5. VBAプログラミングの基礎(設計とフローチャート)
6. VBAプログラミングの基礎(オブジェクト指向によるプログラム設計)
7. VBAプログラミングの基礎(関数の作成・配列)
8. モンテカルロ法の改良とグラフィックス
9. モンテカルロ法の他の問題への適用と乱数の一様性
10. ニュートン法の問題点と改良
11. 非線形型方程式の解法の他の問題への適用と動作環境の整備
12. 代表的な工学問題を解くことのできる数値計算プログラムの作成
13. 期末試験
14. プログラムの動作確認
15. プログラムの説明書の作成

<成績評価方法及び水準>
 期末試験が60点以上のものに単位を認める.なお,授業の演習成果や課題の提出がない場合は減点する.具体的な条件については授業ガイダンスで説明する.
学習・教育目標(C-1)は,上記の評価基準を満たせば達成される.

<教科書>
「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング」加藤潔著(共立出版)

<オフィスアワー>
授業前後,講師室(1号館361号室)または演習室にいる.これ以外でも,メールで質問概要を連絡の上,対応可.E-mail:at21650@ns.kogakuin.ac.jp.

<学生へのメッセージ>
 例題を入力するだけでなく,プログラムの流れと命令の意味を理解するよう努めてもらいたい.そして,例題のプログラムをいろいろと変更し,同様なプログラムを実際に作って遊んでほしい.自分でプログラムを作ってみると多くのエラーが発生する.演習の時間はその解決のために多くの時間を割きたい.それらのエラーの経験が諸君達のプログラミングの力を飛躍的に伸ばすことになるだろう.予め課題に取り組み,問題点を明らかにして授業に臨むようにしてもらいたい.

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2006 Kogakuin University. All Rights Reserved.