2005年度工学院大学 学芸員課程科目

教育原論(Principles of Education)[9016]

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4単位
菱田 隆昭 非常勤講師

最終更新日 : 2005/05/25

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
次代を担う子どもたちを心身ともに健やかに育成することが重要課題になっている今日、学校教育及び社会教育に携わる者は、従来にもまして高い専門性と豊かな人間性が求められている。
そのため、本講義の前半では、教職を学ぶ意味、教育学を学ぶために必要な基本事項を確認する。
後半では実際の教育現場における今日的課題を取り上げ、より具体的に教育事象や方法論を検討していく。また、生涯学習社会における新しい学校教育の役割及び社会教育を考察するとともに、自己をみつめ直す機会にする。
ねらいにもとづく達成目標は以下の通りである。
1.教職課程を受講していく上で必要な基礎的事項を把握する。
2.一つの教育事象を多角的に捉えることができる。
3.自分が教員だったら、もしくは学芸員だったら、という視点に立って、教育を考えることができ
る。
4.養成教育の過程において自分の学ぶべきことを発見することができる。

<授業計画>
1.教育原理を学ぶにあたって(教職課程、教員免許状、教員採用の状況など)
2.教育と聞いて思いつくこと、教育の語義・意義、教育の領域
3.教育学の意味
4.人間の成長・発達と教育A(発達可能体としての人間)
5.人間の成長・発達と教育B(素質と環境、環境が及ぼす教育作用)
6.子どもとはA(子ども観の変遷)
7.子どもとはB(子どもの教育を受ける権利、児童虐待、子どもの権利条約等)
8.文化伝達と社会化としての教育
9.教育の目的・目的の設定(教育基本法)
10.教師の歴史、教員養成の歴史
11.教師の仕事
12.教育方法、方法論
13.授業時レポート作成(教師論)
14.授業実践A(指導案、学習指導の留意点)
15.授業実践B(視聴覚メディア教育)
16.教育の評価
17.学力観の変遷、新学力観
18.教育課程の編成、学習指導要領
19.学校の歩み、日本の近代化と学校
20.学校の機能、学校の構造
21.生涯学習と学校、学校開放
22.生活指導
23.学校がかかえる今日的課題(今日的課題は、タイムリーな話題も取り上げ受講者相互の意見交換
などにも 取り組んでいく予定である)
24.授業時試験

<成績評価方法及び水準>
授業時レポート(40%)、試験(60%)を総合的に評価する。出欠は、毎日とる。授業時レポートは、4回を予定している。1回、15分程度で授業内容を考慮して自分の考えをまとめる。試験は、最終日に60分の論述試験を行う。教育学の基本事項の理解、生涯学習社会における学校教育・社会教育の役割やあり方を捉えられているかを評価の基準とする。

<教科書>
橋本太朗・小林洋一郎編著『新教育原論』酒井書店

<オフィスアワー>
なし

<学生へのメッセージ>
教職・学芸員課程で学ぶうえでの入門的な授業です.教育は,とても広い意味を持っています.頭をやわらかくして,教育を考えてみましょう.

 

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