2005年度工学院大学 教職課程科目

現代教職論(Study on Modern Teaching Profession)[9026]

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2単位
岩田  泉 非常勤講師

最終更新日 : 2005/05/25

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
授業では、将来、教職に就く者として必要な「子ども理解の視点」を習得することを目的とする。子ども理解は、教師自身の自己理解の程度に依存している。したがって、授業の複線として「自己理解」にも重点をおく。
さらに、具体的な達成目標として「子どもについて発達的視点から説明できる」ことをめざす。

<授業計画>
第1週 「教師の役割と成長」
     子どもや社会が教師に期待する役割を理解する。
     教師自身の自己理解の重要性を認識し子どもに共感できる心構えを学ぶ。
第2週 「教師の役割と成長」 
     教師としての成長要因について学ぶ。
     対人関係尺度からみた自己を理解する。
第3週 「子ども理解とは」 
     子どもの指導に重要である子ども理解の要因について学ぶ。
     共感経験尺度からみた自己を理解する。
第4週 「子ども理解とは」 
     子どもの学習指導に関連する家庭の要因について学ぶ。
第5週 「子どもとは」 
     教育の対象である子どもについて学ぶ。
     子どもという概念を理解し社会における位置づけと子どもの権利について学ぶ。
第6週 「子どもの発達的理解」 
     発達の理論について学び、教育との関連を理解する。
第7週 「心理機能の発達:乳幼児期」 
     初期発達の特徴を理解する。特に、愛着理論の重要性を学ぶ。
     愛着チェックリストから人格形成に影響する愛着関係を理解する。
第8週 「心理機能の発達:児童期」 
     児童期の発達特徴を理解する。
     特に、仲間関係の発達から現代の子ども集団の問題点を理解する。
第9週 「心理機能の発達:思春期・青年期」
     思春期・青年期の発達特徴を理解する。
     特に、アイデンティティの獲得と心の危機について学ぶ。
     自我同一性尺度から自己の自我同一性ポジションを理解する。
第10週「児童期・思春期と学校教育」 
     児童期・思春期の子どもにとっての学級担任の意味を学ぶ。
     また、心理発達の意味から633制などの学校教育システムを再検討してみる。
第11週「カウンセリング理論」 
     教育相談の基礎としてのカウンセリングの理論を学ぶ。
     特に、来談者中心カウンセリングの理論、交流分析の理論について学ぶ。
     エゴグラムからみた自己を理解する。
第12週「カウンセリング実習」 
     教育相談の基礎としてカウンセリング技術を学ぶ。
     受容、共感、傾聴的態度など相談に必要な構えを実習してみる。
第13週「まとめと試験」 
     キーワード中心の試験を行う。

<成績評価方法及び水準>
試験を行う。その結果に出席状況、授業時の課題か演習問題の結果を総合して評価する。
60点以上に単位を認め、60点未満の場合は追・再試験を行う。
追・再試験は80%正解で単位を認める。

<教科書>
特に指定しない。

<参考書>
授業時に必要に応じて紹介する。

<オフィスアワー>
授業の前後に、非常勤講師室(12F)にて。メールは随時。

<学生へのメッセージ>
自作プリント、資料を用いて授業を進めるため、やむをえない場合以外は欠席しないよう留意してください。
夏期集中授業のため、他の集中授業と重複しないよう履修すること。
試験の日程は調整するが、できるだけ決まった日程を優先すること。

 

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