2005年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

世界の宗教(Religions of the World)[4337]

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2単位
住家 正芳 非常勤講師

最終更新日 : 2005/05/25

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 宗教について考えるための基本的な知識を学ぶ。よって、実質的な講義内容は「宗教の見方」についての学習となる。
 宗教については、さまざまな疑問が浮かぶ。宗教とは何なのか、科学が発展すれば宗教はなくなるのか、宗教の教えと現代社会の倫理とはどう関係するのか、などである。本講義は、これらの疑問に「答え」を出すことではなく、さまざまな疑問を自分自身で考えるための知識と思考力を身につけることを目標とする。
 特に、科学と宗教との歴史的な関係性についての知識を身につけ、科学と宗教の考え方がどのように関係し、どのように違うのかについて理解することに重点を置く。
 なお、定期試験では、授業内容だけではなく、課題図書の内容についても出題する。

次の3点を学習の目標とする。
1)宗教と現代生活との関係について理解する。
2)科学と宗教がどのように関係し、どのように違うのかについて理解する。
3)宗教を無批判に肯定するのでも、ただ悪いと決めつけるのでもなく、自ら冷静に思考し、判断するための知識を身につける。

<授業計画>
第1週 導入 宗教に対する視点の持ち方について概説。
第2週 宗教の諸類型 一神教や多神教など、宗教の多様な形態について学ぶ。
第3週 社会と宗教 世界の諸宗教とその社会の成り立ちとの関係について学ぶ。
第4週 経済と宗教 近代資本主義と宗教との関係について学ぶ。
第5週 政治と宗教 政教関係の歴史と論争について学ぶ。
第6週 科学と宗教1 科学と宗教の歴史的な関係について学ぶ。
第7週 科学と宗教2 近代科学の発展と宗教的世界観の関係について学ぶ。
第8週 科学と宗教3 科学とオカルトは何が違うのかを考える。
第9週 科学と宗教4 生命科学と宗教倫理の関係について考える。
第10週 宗教と社会問題1 近現代日本の宗教について学ぶ。
第11週 宗教と社会問題2 メディア報道と宗教の問題について考える。
第12週 宗教と社会問題3 宗教にまつわる現代社会の問題について考える。
第13週 講義内容全体のまとめ

<成績評価方法及び水準>
小テスト1回と定期試験(各100点)の合計成績が120点以上の者に単位を認める。

<参考書>
<必読の課題図書> 井上順孝『若者と現代宗教―失われた座標軸』ちくま新書

<オフィスアワー>
授業終了後、教室で。

 

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