2005年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

TOEICの英語研究I(Preparation Studies for TOEIC I)[4471]

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2単位
竹村 日出夫 教授  
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最終更新日 : 2005/05/25

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
TOEIC( Test of English for International Communication ) のねらいは、日常生活やビジネスの現場で、コミュニケーション・スキルとして必要な英語能力を測定することにある。本授業はそのTOEICの受験対策をまず主眼としているが、リスニング・テストやペーパー・テストの実践や重要語彙・必須文法などの学習を通じて「読み・書き・聞く」英語力そのものを高めていくことも目標にしている。TOEICにはその問題の形式、題材、語彙、文法などそれなりの特徴や出題傾向もあるので、授業内でのドリル実践によってTOEIC問題に慣れておくことが受験対策の鍵となる。本授業で学習し積み重ねたものに、さらに各自がひとりひとり英語力を養成することが求められる。英語学習においては、特に「持続は力」となる。
第1回目の授業時に Placement Test を実施、その試験結果により「I」と「II」の2クラスに分ける。目標スコアは「I」「II」ともに400点台を目指すが、「II」は500点台以上をも視野に入れる。
なお、TOEICの英語研究はI、またはIIのいずれかしか履修できないので注意すること。
「英語とコンピュータを武器に就職率100%を楽々とゲット!」などという広告を載せる学校(大学も含めて)が増えてきた。これは言うまでもなく、グローバル・スタンダードの二つのキーワードである「コンピュータ」「<国際的に通用する>英語」を操る能力を身につけることがグローバル化した社会には絶対に必要である、という点を強調したものである。財団法人ビジネスコミュニケーション協会によれば、現在、社員の英語能力の指標としてTOEICテストを採用している企業がおおよそ3100社。3年前には2300社だったというから、ここ数年で急激に増加していることがわかる。TOEICの受験者数も109万2千人と、この数字は急激に上昇してきた。「うちの場合、英語ができなければ仕事にならない。英語ができないのは、包丁も鍋釜もなしで料理をするのと同じです。もちろん、英語の必要のないセクションもありますが、そこはサラリーマンとしての未来を諦めた場所と言わざるをえません」と言い切る、ある企業の人事部長の談話もある。さて、
このTOEIC(Test of English for International Communication)テストとは、実社会での英語コミュニケーション能力を測るテストである。問題は世界最大のテスト問題作成機関であるアメリカのETS (Educational Testing Service)が作製している。実際のコミュニケーション能力と、このテストのスコアとの相関性を検証しながら開発されており、日本でも大きな信頼を獲得している。教室では、これまでの文字・視覚中心の英語教育とは異なり、聴覚・音声表現の記憶力増強の実技訓練を行ない、実践的な英語運用能力を開発していくことをその目標とする。この種の英語教育には、運動と同様に筋肉トレーニングが必要となってくる。

<授業計画>
教室では主にTOEICの Section 1 (Listening)(100問・45分)を主とした授業を行なう。つまり:
(1) Part 1 Pictures (写真描写問題)<4択式20問>
(2) Part 2 Question-Responses(応答問題)<3択式30問>
(3) Part 3 Short Conversations(会話問題)<4択式30問>
(4) Part 4 Short Talks(説明文問)<4択式20問>
である。上の例でも分かるように、リスニング問題への配点が50%を占め、他の検定試験よりも音声が重視されていることから、教室ではネイティブ・スピカ−の速度についていけるような特別な訓練を行なう。これまでの文字・視覚中心の英語教育とは異なり、聴覚・音声表現の記憶力強化のための実技訓練を行ない、実践的な英語運用能力の開発をしなければならない。この種の英語教育には、運動と同様に筋肉トレーニングが必要となってくる。発声法は背筋を伸ばして腹筋を使って音を出す訓練であり、発音法は喉や顔面の筋肉を活性化させることことによって、より正確な発音ができるようにすることである。さらに、この訓練には、音声、記憶、脳内の言語処理等、音声によるコミュニケーションやその他一般のコミュニケーション学習に必要なものが多く含まれる。単純な単語、短文の繰返し訓練、ディクテーションなどを集中的に行ない、自分で考え、文を作り、声を出して、言葉にしなければならない。いわゆる一般的に言う英語の知識(文法・語彙数)と、その知識を使い、読み書きも含む高度なコミュニケーションができることとは異なる。運動や楽器の上達には「理論」の他に「実技」が不可欠なことは誰でも承知しているのに。語学では、なぜかそれが理解されていない。しかし、大切なことは単にTOEICのスコアだけにとらわれずに、現場でどれだけ英語を使いこなせるかという点を頭において授業を受けてもらいたい。

<成績評価方法及び水準>
毎回、教室内で行なう小テストで評価する。前・後期の定期試験は行なわない。出席を重視する。

<教科書>
"First Steps to TOEIC Test Listening" (written by Braven Smillie & 根間 弘海)<桐原書店> 「英会話ミニフレーズ」(竹村 日出夫著)<アルク>

<オフィスアワー>
授業後ならいつでも結構です。
相談にのります。

<学生へのメッセージ>
最近のTOEICの傾向として、communicative な英語表現を重視しています。題材は時事的なものが多いのでの、日頃からメディアに親しむように努めてください。できるだけ listening comprehension に力を入れて学習するようにしてください。この点は教室で詳しく説明します。

 

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