2005年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

物理学I(Physics I)[4518]

[試験情報を見る]

2単位
吉田 勝彦 非常勤講師

最終更新日 : 2005/05/25

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
理学のみならず工学の非常に重要な基礎となる,物理学について学習する.
物理学Iでは,その土台ともいうべき力学を扱う.
以下の事柄の習得を目標とする.
(1)各物理量の概念を理解.
(2)法則の数学的表現と展開(数式で考える.特に,ベクトル計算,微分積分,微分方程式.).
具体的には,
(a)与えられた問題の運動方程式を書き下すことができること.また,その方程式を解き,結果の物理的意味を理解できること.
(b)力学的な保存量の理解と,その保存則を使用できること.
(c)剛体の静止条件の理解とその適用ができること.
(d)剛体の運動の理解とその適用ができること.

<授業計画>
1.物理量,次元,単位
2.数学的準備1:ベクトルとその演算
3.数学的準備2:座標系,ベクトルの微分
4.運動の表現
5.運動の法則
6.数学的準備3:微分方程式
7.保存量と保存則1
8.中心力による運動
9.質点系の運動
10.保存量と保存則2
11.剛体のつりあい
12.固定軸の周りの運動
13.剛体の平面運動
14.試験

<成績評価方法及び水準>
講義時間内の試験(数回)と定期試験を総合して評価し,60点以上が合格.

<教科書>
「理工系物理学講義」加藤潔著(培風館)

<オフィスアワー>
火曜12:00〜13:00,3限
木曜12:00〜13:00
八王子校舎1号館206室

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2005 Kogakuin University. All Rights Reserved.