2005年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

化学I(Chemistry I)[2420]

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2単位
白石 振作 非常勤講師

最終更新日 : 2005/05/25

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
物質に関する基礎的な事項を整理し,身のまわりにある物質の性質をとおして,現代化学を支える基礎概念と法則性を把握する。実生活への応用例をとおして,広範な化学の貢献について理解する。工学に必須な安全の重要性について,化学をとおして学ぶ。

<授業計画>
1.ミクロの世界はどこまで見えるか,化学と研究手法
2.宇宙と地球,生物を構成する元素
3.周期表・原子番号・同位体・同素体
4.原子のモデルとスペクトル
5.イオン結合の成り立ちと物質の性質
6.共有結合の成り立ちと物質の性質
7.金属結合の成り立ちと物質の性質
8.物質の状態,気体の性質
9.理想気体の状態方程式
10.溶液の濃度と密度
11.気体と固体の溶解度
12.身のまわりの物質・無機材料
13.身のまわりの物質・有機,高分子材料
14.定期試験

<成績評価方法及び水準>
原則として,定期試験の点数が60点以上を合格とする。ただし,定期試験が50点以上60点未満の者は,教科書の指定した章について調査した内容をまとめたレポートを期限まで提出し,その内容が十分と認められる場合には,評価点を60点として単位を認定する。

<教科書>
井上祥平著「はじめての化学−生活を支える基礎知識」(化学同人)

<参考書>
ブレズロー著"化学の新世界",日本化学会訳編(丸善)

<オフィスアワー>
講義の前後(講師室)

 

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