2005年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース
△哲学とは何か(What is Philosophy)[1405]
2単位 真達 大輔 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 「哲学とは何か?」ということを、「大物」と思われる哲学者の中から特に何人かをピックアップし、彼らの思索の後を辿ることから示したい。
彼らの置かれていた哲学史的状況やその後の影響を配慮しながら、それぞれが展開した思想・基本概念を学ぶ。また適宜、他の哲学者を紹介するなどして、哲学史全体に関して一定の知見を示すつもりである。 授業の目標は、教養として哲学史の知識を身に付け、それに基づいて主体的に考える力を養うことである。
- <授業計画>
- 1:イントロダクション
2:プラトン(1) 3:プラトン(2) 4:デカルト(1) 5:デカルト(2) 6:カント(1) 7:カント(2) 8:ニーチェ 9:フッサール(1) 10:フッサール(2) 11:ハイデガー 12:メルロ=ポンティ 13:まとめ
- <成績評価方法及び水準>
- 学期末に筆記試験を行い、60点以上を合格として、単位を認める。
- <参考書>
- 「哲学 原典資料集」山本巍ほか著(東京大学出版会)
その他、講義の中で適宜紹介する。
- <オフィスアワー>
- 授業終了後に教室または講師室にて。
- <学生へのメッセージ>
- 小難しい話が続くかもしれないが、「わけがわからん」とすぐに放り出すのではなく、まずは粘り強く理解する努力をして欲しい。哲学を身近なものと感じて、その面白さを知り、主体的に物事を考える糧となれば幸いである。
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