△教育の思想（Thoughts of Education）[1213]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

特に現代の教育改革と関連する教育学の思想について理解し、子どもの発達や教育についての視座を深める

＜授業計画＞

(1)　現代日本の教育改革の特徴は何か
(2)　戦前の教育システムと教育勅語に代表される教育の思想
(3)　宗教的情操教育論とは何か
(4)　戦後教育改革に見る教育の思想
(5)　日本国憲法、教育基本法に見る教育理念（教育基本法制定過程から）
(6)　戦後教育改革と新教育思想
(7)　高度経済成長期の教育理念
(8)　新自由主義教育改革（学校選択、学力テスト等）における教育理念
　　　　−フリードマン、チャブ＆‐モー、コーヘン等　
(9)　新自由主義教育改革の対抗軸は何か
特に(1)(8)(9)については２回以上の講義をあてます。　　　

＜成績評価方法及び水準＞

講義等での課題提出（参加状況も判断する）および定期試験の点数を５０：５０の比重で配点し、評点が60点以上のものを合格点とする。

＜教科書＞

毎回プリント配布、講義初回で説明する。

＜参考書＞

堀尾輝久・小島喜孝編「地域における新自由主義教育改革　−学校選択、学力テスト、教育特区ー」
エイデル研究所　2004年

＜オフィスアワー＞

月曜日午前中は八王子にいます。

＜学生へのメッセージ＞

教育学について学ぶ事によって自分にとっての「学校」や「教育」を対象化し、未来に展望を持てるように。

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