2005年度工学院大学 第1部電気工学科

電気磁気学II(Electromagnetism II)[9851]

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2単位
於保 英作 教授  
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最終更新日 : 2005/05/25

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
電気磁気学は、電気系の中で最も基礎的かつ重要な学問の一つに数えられ、これをうまく習得すれば後に受講する応用科目の理解度の向上が期待できる。本講義では、高校時代に物理公式として丸暗記になりがちだった電気・磁気に関する表面的な知識を、「電界」「磁界」の性質の学習を通して深く掘り下げ、工学的基礎力を養うことを目的とする。

<授業計画>
1 電気磁気学の概要と歴史、電荷と静電気力に関するクーロンの法則、近接作用の立場に立ったクーロンの法則の解釈、電界、単位系について、電気力線の性質
2 (電界に関する)ガウスの法則とその応用
3 「クーロンの法則と重ね合わせの理」を用いた電界の求め方と「ガウスの法則」による方法の比較検討
4 電位の概念の導入とその性質・必要性、電位差、等電位面と電気力線
5 電位と電界の関係(電位から電界を求める)、電位・電界計算例
6 電気双極子の電位・電界、電気影像法
7 導体、静電誘導、電界中における導体内部の電界・電位について、帯電導体系の特性、導体表面付近の電界、導体表面に働く力、静電遮蔽
8 静電容量、静電容量計算例、容量の合成、静電(電界の)エネルギー、平行板コンデンサの極板間引力(仮想変位法)
9 誘電体、誘電率・比誘電率の導入、誘電分極・分極電荷、各種誘電体における比誘電率の違い、電界中における誘電体内部の電界
10 誘電体の組み合わせ、電束密度、電束、電束に関するガウスの法則、誘電体境界面での電束密度・電界(境界条件)
11 電流と電気抵抗、オームの法則、ジュールの法則
12 電気と磁気の関係(エールステッドの発見)、電流が作る磁界と電界の相違、アンペールの実験結果(平行直線電流間に働く力)の近接作用の立場に立った解釈、アンペールの(周回積分の)法則
13 アンペ−ルの法則の意味とその応用方法(磁界計算)
14 定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験の結果で評価するが、「講義のまとめ(提出)」が必要である。

<教科書>
プリントを用意する

<参考書>
「入門電気磁気学」平井紀光著(ムイスリ出版)
「基礎電磁気学」山口昌一郎(電気学会)

<オフィスアワー>
金曜日9:00〜10:00

<学生へのメッセージ>
電気磁気学には難解な部分も含まれます。しかし、電気工学を学ぶための基礎となりますし、役に立つ考え方が沢山詰まっています。授業の内容だけでなく自発的な学習(含予習復習)が大切です。質問も歓迎します。

 

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