2005年度工学院大学 第1部電気工学科

電子物性(Solid State Physics for Electronics)[1341]

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2単位
日野出 憲治 非常勤講師

最終更新日 : 2005/05/25

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
固体の性質を原子の集合体として理解すること、特に電気的性質は電子の性質から導かれることを理解すること。
固体(原子)の中の電子の性質は量子力学で決まっていることを理解すること。
導体(金属)、半導体、絶縁体の性質をバンド理論を基に理解すること。
・当たらずとも遠からずの判断ができるようになる。
・必要なときに詳細(具体的情報)を調べるための基礎力をつける。

<授業計画>
(1) イントロダクション
(2) シュレディンガー方程式(原子・電子発見の歴史 量子力学はなぜ必要か)
(3) 化学結合(固体はなぜできるのか 融点・沸点から分かること)
(4) 結晶構造(原子・分子はなぜ並ぶのか 並んでいることはどんなことから分かるか)
(5) ブラウン運動からわかること(相互作用している粒子には何が起こるか)
(6) 格子振動・格子欠陥・拡散(相互作用している結晶内の原子には何が起こるか)
(7) 粒子集団の規則性=統計分布(原子はボルツマン分布、電子はフェルミ分布)
(8) 金属の性質は自由電子で決まる
(9) 電気伝導 熱伝導 金属光沢
(10) エネルギーバンドとバンドギャップはなぜ出来るのか
(11) エネルギーバンドからみた導体・半導体・絶縁体。絶縁体と電流
(12) 半導体の電気伝導(電子・正孔二種類のキャリアの性質)
(13) 絶縁体の分極(誘電性) 磁性体・超伝導
(14) 試験

<成績評価方法及び水準>
講義期間中に出題するレポートを30点満点、定期試験を70点満点とし、合計点数が60点以上のものに単位を認める。

<教科書>
よくわかる電気電子物性 岩本 (オーム社)

<参考書>
電子物性基礎 電気学会 (オーム社)
わかる電子物性 中澤 江良 (日新出版)

<オフィスアワー>
授業時間後10分

 

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