2005年度工学院大学 第1部マテリアル科学科
○生物化学I(Biological Chemistry I)[3303]
2単位 川喜田正夫 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 生物化学はどんなことを、どんな考え方で理解しようとするものか、ということについて概観する。そして、細胞を構成する物質の構造とその特性、生命を特徴づけるタンパク質、核酸の構造と機能を理解するための基礎について学習する。
達成目標:1)細胞を構成する物質の化学的性質を理解すること;2)生体高分子の構造と機能の化学的基礎を理解すること;3)生体膜機能の化学的基礎を理解すること;4)生体触媒としての酵素の特性を理解すること
- <授業計画>
- 以下の項目にしたがって講義するが、都合により変更することがある。
1.生物化学の枠組み 2.細胞を作る物質:(1)細胞の構造 3.細胞を作る物質:(2)低分子物質と高分子物質 4.生命と水:(1)溶媒としての水 5.生命と水:(2)水のイオン化と酸および塩基の性質 6.核酸の構造と機能 7.タンパク質の構造と機能 8.細胞の内と外:(1)生体膜入門 9.細胞の内と外:(2)多糖および複合糖質とその働き 10.生体反応と酵素 11.酵素反応のしくみ 12.酵素反応の調節 13.まとめ
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験で最終成績を評価、60点以上のものに単位を認める。試験の際には自筆ノート、および配付資料の持ち込み可
- <教科書>
- 「基礎生化学」ヴォート著、田宮他訳(東京化学同人)
- <オフィスアワー>
- A-2068 随時(1日前までにe-mailで予約することが望ましい)
後期:水曜日 14:40-15:30 八王子 12号館313
- <学生へのメッセージ>
- 集中して授業に参加すれば、生物未修者でも十分理解できるように講義します。そのため、教室で実際に取り上げることは生物化学の基本だけということになります。教科書には多くのきれいな図が載っていますから、それを説明に使います。教科書には実際に教室で話すよりもはるかに詳しい内容が書かれていますが、「それが本当の生物化学だ」と思って、予備知識を持っていた人は教室では取り上げなかった話題についても積極的に自習を進めるとよいでしょう。教科書は高価と思うかもしれませんが、後々まで、よい参考書として役に立つのでもっている価値があります。
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