2005年度工学院大学 第1部環境化学工学科
化学工業概論(Introduction to Chemical Industry)[1277]
2単位 松本 英之 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 化学工業の定義、範囲、特徴等を理解して貰い、化学工業が社会の発展にどのように係わってきたかを学ぶと共に、これからの化学工業の向かうべき方向性を学生諸君と共に考えて行きたい。
- <授業計画>
- 1.化学工業の位置付け、化学工業の役割、化学工業の特徴
2.技術史的にみた化学工業の変遷(ヨーロッパでの化学工業誕生から、現在の石油化学までの道のり) 3.無機化学工業の変遷(硫酸工業、ソーダ工業、塩素工業、アンモニア合成工業) 4.石油化学工業の発展(石炭から石油への原料転換、石油の利用はアメリカから始まった) 5.高分子化学工業(PE,PP,PS,PVC樹脂)天然繊維から合成繊維へ 6.化学工業の発展に寄与する触媒技術(触媒の役割、発見、製造、寿命) 7.バイオテクノロジー(発酵工業からスタートして細胞融合、遺伝子操作まで) 8.セラミックス(窯業から発展した時代の最先端技術、高温利用技術) 9.燃料電池等クリーンエネルギー製造への化学の貢献(水素、DME,GTLの製造) 10.環境問題への化学の貢献(NOx、SOx除去技術)、グリーンケミストリー
- <成績評価方法及び水準>
- 5回目と10回目の授業の際にミニレポートテーマを出題する。これを各25点満点で採点して、最後の授業の際に授業の理解力と化学工業への考え方を聞くレポートテーマを出題して、これを50点満点で採点する。都合3回のレポートの採点結果を合計して、60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 特に教科書は使わない。毎回その日のテーマに即した印刷物を配布して、それに基づき授業を進める。
- <参考書>
- 最初の授業の際に紹介する。
- <オフィスアワー>
- 毎回授業終了後、30分間新宿キャンパス12階講師控室で待機している。
- <学生へのメッセージ>
- 化学を専攻した学生諸君が社会にでて就職する際に、少しでも役立つ授業をしたい。この授業を聞いて日本の化学工業界のためになる人材となって欲しい。
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