2005年度工学院大学 第1部環境化学工学科
○プロセス熱力学(Engineering Thermodynamics for Chemical Processing)[1143]
2単位 定方 正毅 教授
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- わが国はCOP3の(京都議定書)の約束にしたがって、これからCO2を10%以上減らす必要があります。CO2を減らす一番良い方法は省エネルギーです。なぜなら一度出てしまったCO2を減らすには、大変お金がかかるからです。それに比べて化石燃料を使う量を10%減らせば、自動的にCO2が10%減ることになります。またエネルギーコストの節減にもつながります。プロセス熱力学を学ぶことによって、省エネルギーのやり方を具体的に覚えることができます。
プロセス熱力学は基礎熱力学の応用です。 授業に出席するにあたってこれまで学んできた熱力学を復習しておいてください。
- <授業計画>
- 1.基礎熱力学の復習
平衡と非平衡 可逆プロセスと不可逆プロセス 内部エネルギー 第一法則とエンタルピー 第二法則とエントロピー ギブスのフリーエネルギー 2.発電所ボイラーと水蒸気表 3.反応の予則は可能か? 4.エネルギー(Energy)とエクセルギー(Exergy)は何処が違う 5.究極の省エネルギーとエクセルギー 6.スターリングエンジンとカルノーサイクル 7.蒸気機関車はなぜ効率が低い? 8.賢いエネルギーの使い方−コジェネレーション 9.低温から高温を作る−ヒートポンプの原理
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験の結果で最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。
ただし、試験の点数が50点以上60点未満かつ毎週の演習問題の得点が60点以上の者にはレポート提出を認めレポートが妥当と診断される場合には最終成績を60点とする
- <教科書>
- 小島和夫:熱力学(培風館)
- <オフィスアワー>
- 八王子研究室(7号館、内線3329):火、水、金(10:00〜17:00)
新宿研究室(19階1975室、内線2527):月、木(10:00〜17:00)
- <学生へのメッセージ>
- 授業中に質問をして欲しい。
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