2005年度工学院大学 第1部応用化学科

環境と化学物質(Environment and Chemical Substance)[4484]

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2単位
土屋 悦輝 非常勤講師

最終更新日 : 2005/05/25

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
化学物質の身近な生活環境から地球環境へ負荷することによる、環境汚染実態、人や生態系への影響、汚染対策を通じ、化学物質の環境への排出抑制の重要性を学び、あらゆる環境の保全の必要性を理解する。

<授業計画>
1週.「化学物質と環境」に関する概要、講義の目的、講義時間割りなどのガイダンス
  自然環境での化学物質の存在と循環、有害化学物質による健康被害などの歴史
2週.最近の化学物質による環境汚染-1 ダイオキシン類
  ダイオキシン類汚染の発生源、環境汚染の現状、生物への影響、環境保全対策など
3週.最近の化学物質による環境汚染-2 内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)
  内分泌かく乱化学物質の作用機構、環境中の挙動、生物への影響など最新の成果
4週.水環境と化学物質-1 陸水域中の化学物質
  湖沼、河川などの表流水域での金属類、農薬、生物産生代謝物などの化学物質による汚染と対策
5週.水環境と化学物質-2 地下水及び土壌中の化学物質
  揮発性有機化合物、金属類、無機化合物などの地下水、土壌汚染とその対策
6週.水環境と化学物質-3 生活用水中の化学物質
  塩素処理副生成物、変異原性など飲料水の化学物質による汚染と安全対策
7週.大気環境と化学物質-1 地球環境の化学物質による影響
  地球温暖化、酸性雨、オゾン層破壊などに関連する化学物質の汚染と対策
8週.大気環境と化学物質-2 一般大気環境中の化学物質
  環境基準物質、有害大気物質、多環芳香族炭化水素等の大気汚染と対策
9週.大気環境と化学物質-3 室内環境中の化学物質
  ホルムアルデヒド等の化学物質とシックハウス症候群等健康影響と対策
10週.廃棄物と化学物質
  廃棄物からの化学物質による汚染実態と循環型社会構築による廃棄物管理
11週.化学物質の環境分析
  JIS規格、ISO試験方法など大気、水域環境中の化学物質分析手法
12週.化学物質の環境管理
  化学物質の環境汚染リスク評価及び管理手法、法規制等による管理
13週.「環境と化学物質」の講義まとめ
14週.定期試験

<成績評価方法及び水準>
期末定期試験を実施し、これにより評価して60点以上を合格とする。

<教科書>
授業ごとに講義資料を配布し使用する。

<参考書>
授業時にその都度参考となるものを紹介する。

<オフィスアワー>
授業開始前・終了後約15分間、新宿キャンパス12階講師室で面会可能。その他メールによる連絡も可。
e-mail: tsuchi@tcn-catv.ne.jp または、ytsuchiya@kankyo-kanri.co.jp

<学生へのメッセージ>
現在、化学物質による環境汚染の影響が見えはじめており、環境問題は次世代へと続くものであり、この時期、環境問題を一度整理して理解する良い機会となると考える。

<参考ホームページアドレス>
http://www.env.go.jp/ 環境省ホームページ

 

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